わたしにとって、峰不二子は憧れの女性です。
不二子というと「色気でルパンを騙し、いつも裏切る」だけと思う人も多いようですが、そんな底の浅いお色気だけの女じゃありません。
なのに。
レギュラー唯一の紅一点でありながら「カリオストロの城」以来、長編ではゲストヒロインばかり活躍し不二子は脇役。年に１度のＴＶＳＰはあまりの不二子ないがしろ状態に耐えられず、私は一時期見るのをやめてました。不二子がかっこよく活躍する作品が見たいよ〜。ルパンもヒロインべったりで、不二子ほったらかし。こんなの絶対許せませんっ！！
彼女は、とてもかっこいい女の中の女なのです。

峰不二子プロフィール

氏　　　名	峰　不二子
生年月日	不明（ルパンも不二子の年齢を知らない）
国　　　籍	不明（プロフィールによっては「日本」となっている）
身　　　長	１６７cm
体　　　重	５０kg
スリーサイズ	B：99.9cm　W：55.5cm　H：88.8cm
そ　の　他	旧ルでは、元殺し屋という過去あり

☆不二子のこんなところが好きっ☆

	いつも美しい♪ あの美貌とナイスバディ。同じ女としてうらやましすぎますっ。しかしあの美しさを保つには、食生活や運動に気を使うのはもちろんのこと、見えないところで相当の努力をしているはず。あれだけハードな生活をして、なおかつ美容にも気を配る。女のお手本でございます。 意地っ張り♪ 裏切りの結果として、またルパンの想い人として危険が多い不二子。ルパンの仲間であっても基本的には１匹狼。きっと、つらいときも甘えたいときも寂しいときもあるでしょう(>_<)。でも人前では決して見せません。ルパンを愛していても、ルパンとの関係は駆け引きの姿勢を崩さないし、次元や五右エ門に何を言われても、クールにあしらう。 この誇り高く意地っ張りなところが、実にかっこいい！ 足手まといにならない♪ 女だからといって、甘えていられない世界。 ４人で盗みに入っても、不二子は男３人に遅れることはありません。またロープ１本で屋上から建物に侵入したり、走る列車や車から飛び降りることも平気だし、海を泳いで逃げることもあります。 不二子はすばらしい運動神経を持ち、それを日夜鍛えているはず。見えないところで努力する、かっこいい・・・。 何でもできる♪ 「不二子といえばハーレー」のイメージですが、車の運転もかなり上手い。追っ手をまく，敵が撃ってくる弾をかわすなど、お手のもの。 また、ヘリ、セスナからボート、ジェットスキー他なんでも操縦しています。銃だって、次元，ルパンには劣るでしょうが、並以上の腕なのは間違いなし。その他機械関係の知識もかなりあるようだし、扱えないものなんてなし。 この器用さ、うらやましい〜。 頭がいい♪ 天才ルパンを裏切り、裏の世界の男たちと対等に駆け引きする頭脳の持ち主。（ちょくちょくだまされてるのはご愛嬌って事で(^_^;)） あれだけの裏切りをしても、この世界で生き抜いてこれるのは頭がいい証拠に決まってます。決して、美貌とナイスバディだけの女じゃないのですよ。 自分を偽らない♪ 不二子は自分に正直。欲しい物のためには、仲間も裏切ります。人から良く思われたいなんて言葉は、不二子の辞書にはないでしょう。何もできないかわいい女を演じて、ルパンたちが盗んでくるお宝の分け前を待っているより、なんと思われようと危険だろうと、自分で全部手に入れようとする。人の目なんて気にせず自立して生きていける女性。ステキじゃないですか〜。 利用するのは男だけ♪ 不二子は女と手を組むこともありますが、裏切ることはまずありません。組んだ男はほとんど裏切るのとは対照的に、組んだ女にあっさり裏切られる事も多い。 女相手では色気が通用しないからというのもあるでしょうか、「自分より強い相手を利用する」主義なのでしょう。 まさに”女の中の女”と呼ぶにふさわしいお方(^_-)。 優しい♪ 新ル「インベーダー金庫は開いたか」。 不治の病で余命いくばくもない次元の元恋人キャサリンのもとに、看護婦に変装して潜入した不二子（すぐばれてたけどね）。キャサリンは死ぬ前にもう一度次元に会いたいがために、ルパンと次元に挑戦して自分の宝石を盗ませます。 次元とキャサリンの口からは過去は語られませんが、不二子はキャサリンの部屋に飾ってある１枚の若い頃の次元の写真から事を察して、彼女と次元を二人きりにしてキャサリンの望みをかなえます。 もしかしたら次元のこと、盗んだ宝石をキャサリンに返してしまう可能性もあるのに（返さなかったけど）、あえて二人きりにしたのは、お宝より「キャサリンへの思いやり」を優先したからでしょう。 不二子の優しさがあらわれているエピソードと管理人は思います。 ルパンを愛している♪ 不二子はルパンを本当に愛しています。 旧ル「魔術師と呼ばれた男」ではいきなり「二人の男を愛し」ちゃってますが、「脱獄のチャンスは一度」では、ルパンを愛していることがはっきりわかりますし、「殺し屋はブルースを歌う」では、ルパンをかばって元恋人を撃ち殺してしまいます。 新ルでも「追いつめられたルパン」「二つの顔を持つルパン」では、ピンチのルパンといっしょに死のうとしますし、「ツタンカーメン王の呪い」では呪われたルパンを心から心配しています。 不二子の「ルパンは死なないわ」という台詞は「ルパンが死ぬ時は自分も一緒だ」という思いがあるからこそ。ルパンを裏切るのもルパンの愛を試しているのであり、ルパンの気を引くためのゲームのひとつ。 だいたいルパンはIQ300の男なんですから不二子の裏切りなんて、子供のいたずらのようなもの。まったく裏切らなくなったら、退屈して不二子を捨ててしまうかもしれません。 裏切りは愛するルパンへの愛情表現なんです。