次元 大介

次元大介。おそらく、世界で一番不二子の悪口を言ってる人物でしょう(笑)。で、ルパンを除けば世界で一番不二子の被害を受けてる人(たぶん)。
私はジゲフジだ〜い好きなので、この二人が絡むシーンはどんな小さいシーンでも大好きです。ケンカしててもそれがまたいいんですわ〜(*^_^*)。とはいえ、採点は客観的に進めさせていただきます。
次元には「男の色気」をすっごく感じます。ほんとセクシーですよ、大人の男の匂いがプンプンする。ほんといい男ですなあ(*^_^*)。一方で「そんなにカッコつけなくても」と言いたくもなるのですがね(笑)。きっと過去に何人もの女を泣かせて、人生狂わせてるんでしょうね…。


☆採 点 表☆
強 さ 誠実さ 頭の良さ 図太さ 包容力 優しさ 財 力 刺激度 合 計
4.5 4.5 34




☆本人たちの気持ち☆

不二子→次元

ルパン争奪戦最大のライバル。で、ムッツリスケベ(笑)。あと、うーん、どう思ってるんだろ?、不二子は。
改めて考えてみると不二子の次元への感情ってどうもわかりにくいです。もちろん仲間だと思ってるだろうけど、けっこう冷たいことも多いというか。例えば『国境は別れの顔』なんて、ルパンがあんなに次元の事心配してる横で、不二子は宝石(偽物だったけど)に夢中。たぶん「ルパンがどうにかするから大丈夫」ぐらいに思ってるんだろうけど、無関心過ぎるよね。
ルパンの命を狙うのは愛情表現にしても、ついでに次元も巻き添えにしちゃってることもしばしばで、そういう時も「ごめんね〜ルパ〜ン」とは言っても「次元もごめんね」とは言わない。存在すら目に入ってないご様子。もちろん次元を心配してる時もあるし、パースリの『アラスカ』で、次元が電気椅子で殺されかけた際、スイッチを切ったのは不二子だったりもするのだけど、基本的に次元に対してはクールな気がする。
そうかと思うと『モナコGPにかけろ』では「次元さん(ウインク!)」なーんて、無意味にいい感じ(それも二人きりになったとたんに…)だったりするし、仲良さ気な時もちょこちょこあるんですよね、実は。

ふと思い出した。パースリ『友よ深く眠れ』(この話大好きです。30分に収めるには勿体無い、テレスペでリメイクして欲しい)で、不二子がルパンたちに、青龍が組織に利用されている旨を話した際の二人のやり取り、「よくあること」とさらっと流した次元に対して、不二子は「意外と冷たいのね」と言ってます。「意外と」ってことは、「もっと次元は優しいと思ってた」ってことですよね。不二子が次元についてコメントしてるシーンってこれぐらいかなあ?ねえ不二子さん、次元のことどう思ってますか?
私思うに、結局、不二子は次元に甘えてるんじゃないでしょうか、ルパンが次元に甘えてるように。それと、次元の実力も高く評価してるんだと思います。だから、次元のピンチに冷たいのも、命を狙っといて次元ほったらかしなのも「次元ならこの程度大丈夫でしょ」と思ってるからなのではないか、とフォローしときます(笑)。不二子はルパンにゾッコンだとは思うけど、次元のこともいい男だと内心認めてはいると思うのですが・・・。

次元→不二子

惚れてる、と私は信じてます、ルパンを初めて観た幼稚園児の頃からずっと(笑)。それに『クローン』のパンフにもそれっぽいこと書いてあるし(まあ「噂」ってことにはなってるけど)。“なんだかんだ言っててもほんとは好き”ってやつだと思う。不二子の裏切りを楽しめるだけの度量が次元にはあるし、自分たちに張り合ってくる不二子のこと、腹を立てつつもかわいくもあるんだと思うな。それに不二子って次元好みのルックスしてると思うし。
といっても、パースリのジョージ・クーガーとバーバラの件を見てもわかるように(余談になるけど、あれって元はといえば次元が悪いと思う、ジョージがかわいそうだ)、ルパンが不二子に夢中である以上、次元がその想いを表に出すことはないと思う。女と相棒どっちを取るかと言われたら、間違いなくルパンを選ぶに決まってる。しかも当の不二子がルパンしか眼中にないしね。次元はあきらめてるでしょう。次元は自分の気持ちに気づかないふりをして、過ごしてるんでしょうね。「あんなブス」とか言って自分にも言い聞かせて、沸きあがってくる不二子への想いを否定しようとしてる。
で、同業者としては、次元も不二子の能力をすごく評価してると思います。あのルパンを時に出し抜いてしまう頭脳,自分たちに遅れず行動を共に出来る体力,銃の腕,知識,行動力,精神力,その他etc.すごい女だと思ってるはずですよ。そして自分の最高の口ゲンカ相手だとね(^。^)。ブスとか欲張り女とか言いたい放題だけど、内心はいい女だと認めてるに決まってますよ♪

★総   評★

偶然にも合計点はルパンと一緒だけど+αで負け、なんか次元らしいな(笑)。
ジゲフジ好きとしては、書きたいことがありすぎて全然まとまらない項になってしまいました。一応アップしますが、また書き直すかも。
採点する上で“帽子がないと撃てない”という設定は、あえて無視させて頂きました。だって帽子なくても撃ってるシーンあるし、ほんとに帽子がなきゃかすりもしないんなら、一流のガンマンという設定が狂ってしまうしね。
次元と不二子なら、けんかしつつも仲の良いカップルになれると思うのですがね〜。見た目だってお似合いだしさ〜。でもやっぱり不二子はルパンが好きなんだろうなあ、残念。。。

今回あらためて思ったのですが“次元あってのルパンファミリー(ファミリーって言い方は好きじゃないけど)”ですね。そりゃもちろんルパンの魅力に魅かれて集まった次・五・不ではありますが、長年仲間としてやってこれてるのは、偏に次元の人柄のおかげでしょう。もし次元がいなかったら、こんなにうまく行ってないと思います。
それにしても、次元ってほんと人良すぎ〜。ルパンに散々な扱いを受け、不二子にはひどい目に合わされ、よく我慢できるなあとあらためて感心しましたよ。あれでよく殺し屋なんてやってたな、とも思うのですが、自分の好きな人たちには甘いけど、嫌いな奴・関係ない奴については冷たい面もあるのでしょうね。そうじゃなきゃ、裏世界では生きていけないもの。

ルパンアニメ史上、次元は『ニセルパンを捕えろ!』以外全ての話に登場しています。やはり制作側に“『ルパン三世』の世界から次元は外せない”“ルパンと次元は切り離せない”という認識があったのでしょうね。それに、作品によって描かれ方が(絵も性格も)まちまちな不二子・五右エ門と違い、次元はいつも安定して描かれていて(いつだってカッコいいのよね)、不二子ファンとしてはうらやましい限りですなあ(笑)。
で、パイロットフィルムからず〜っと声優さん変わらない(風魔は置いといて)唯一のキャラ。確かに小林さんがぴったりはまっていて、他の方なんて考えられないですわ。

私にとって次元は、[ルパンたち五人の中でただ一人リアリティのある人物]です。他の四人は「現実にはこんな人いないよ、絶対」って感じなんだけど、次元は「もしかして世界のどこかにこういう男がいるかも」と思うのですよ。
いや、もちろんこんないい男がいるわけないんだけどね(笑)。


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