第11話 モナコGPに賭けろ

モナコにウェスタン風のお姿で登場(キマってます(^^))、迎えの車に乗り込む不二子。待っていたのはモナコの帝王、ソクラテス・ネクサス。
ルパンはモナコGPに出るらしい。犯罪者が出れるのか、誰でも出れるのか?と、見てる人みんなが思うよね(笑)。
なにやらルパンを利用しようとしているらしい、バカボンパパとママネクサスと不二子。

カジノで勝ちまくってるルパンの前に、不二子を従えて登場したネクサス。
ルパンはネクサスの術中にはまり、熱くなっていかさまが見抜けない。こういう性格って、ギャンブラーには向いてなさそうよね(^_^;)。
結局ルパンどころか次元の服(帽子は残してもらえてよかったね)まで取られ、ホテルの駐車場にあるフォーミュラマシンも取り上げられることに。でも明日レースだったら、マシンはレース場にあるべきじゃないか?

一方五右エ門もスロットで大負け。身ぐるみはがされた3人。
ここで次元はブリーフ派だったことが判明、しかも白ーっ!!!
そーいや確かに次元はブリーフって気がする(特に根拠は無い)。でも、白って・・・。個人的には、次元にはボクサーパンツを履いて欲しい。

責任を押し付けあう(情けない・・・)ルパンたちの元に不二子さま登場。明日のモナコGPでは賭けが行われ、モナコが2つや3つ楽に買えるお金が動くらしい。怒ってたくせに、それを聞いたとたん口笛ふく次元。けっこうお金好きだよね、次元も。その掛け金を奪う計画を持ちかける不二子。
不二子がルパンとネクサスどっちにつくのか、両方裏切るのかわからない。こういう展開は面白いですね。

掛け金の表には当時のレーサーが実名で出てますね。ルパンは全くの不人気。1番前のグリッドにルパンは着いているようですが、予選1位だったのか?ならば何故予選1位なのに誰も賭けないの??
当時は1番グリッドを予選以外の方法で決めてたのか?ジャンケンとかあみだとか椅子取りゲームとか・・・。
それに「日本から参加のルパン」って、ルパンの国籍は日本なの?謎だらけだ〜っ。

輸送車をかなり強引に襲い、金を奪う次・不・五。でも不二子の裏切りがネクサスにばれてしまった。
国境を封鎖され逃げられない次元たち。レース中のルパンに相談する・・・、ってちょっと他力本願だぞ。もうちょっと自分たちで考えなさい(笑)。こんな時でも名案を思いつくルパン、やっぱリーダーは君だ。

不「私たちも準備しましょ、次元さん(ウインク)」なぜか二人きりになったとたんラブラブ全開の不二子。次元も満足げにとーぜんって顔してるし。いや〜、妄想を誘うシーンだよね。この二人って、本編と関係ないところでは何気にいい感じなんだよねー、ムフフ。

なんとモーターボートを操縦してる五右エ門。新ル初期の五右エ門はかなりアクティブですね。
みんなこの仕事ノリまくりっ。現金を目の前にすると興奮するタイプだね。そりゃギャンブルに向いてないわ(笑)。

タイヤを6本交換・・・当時のタイヤは6本だったの?それにしてもピットクルーたちは、ルパン三世に雇われてることをどう思ってるんでしょ(笑)。
コースを逸れ海へマシンごと飛び込むルパン。かっこい〜。

「モナコが2つや3つ楽に買える」にしては、少なくないですかね、お札。あの船いっぱいに詰めてあったとしても。モナコがいくらするのか知らないけど。

雨森雅司さんいいですねー。今回のネクサスも良いけど、旧ル5話の百地もすごく良かった。不二子に五右エ門を殺そうとした理由を語るとこは最高でした!お亡くなりになったのが残念です・・・。

そして奪った金を手に、4人はマカオのカジノへ繰り出したものの、3人(不二子は見学)とも大負けしまくり。五右エ門は切腹しようとする始末。
不二子の金まで使ったあげく、全部すって身ぐるみはがされるはめに。不二子までドレスを取られ、毛布をかぶってる〜(T_T)。なんてかわいそうなお姿・・・。

儲け話を持ってきてあげて、裏切らず作戦に参加した結果がこれだなんて〜っ。不二子が怒るのも当然でしょう、全く。うら若き乙女が、毛布1枚で外を歩かされるなんて・・・しかもパンツ1枚の男たちとっ(笑)。
ここでも次元のブリーフは白。どうやらいつも白ブリーフなんですね・・・。

「悪銭身につかず」なんて余裕ぶっこいてる五右エ門。君たちがすったから、不二子がこんな目に会ってんでしょうが。3人とも全然反省してないとは、けしからん。
こうなったらバンバン裏切って、この貸しを返してもらいましょう、不二子さま(^。^)。



第12話 大統領への贈り物


ナポレオンがジョゼフィーヌのために作らせたワインがフランスからアメリカ大統領に送られる、というニュースを見たルパンたち。
不「ナポレオンのような人の妻になりたい」尽くされたがりですねー、不二子ちゃんは(^^)。
安物のワインを飲んでる4人。先週カジノであれだけすったんだもん、しょうがないね。。。

車のフロントガラスに突き刺さるほど固いフランスパンを食べてる銭形さん。どうしてそんなにお金がないの?出張手当とか出てないのか。失敗続きで減給されてたりするのかな(笑)。

ワイン樽に入る不二子のスカートの中をのぞこうとするルパン、はお約束。でもまさか、ごっ、五右エ門まで〜っ!しかもチラッとじゃなくてジーッとっ。
不二子もまさか五右エ門が見てるとは思ってなかったご様子。大事な仕事の最中に・・・修行が足りないぞっ、五右エ門。
ま、健全っていうかかわいいけどね(赤くなってたし)。五右エ門も男やのう(笑)。

シャトーから逃げる時、五右エ門と不二子が二人でトラックの荷台に乗ってるけど、この時きっと
「こっち見ないでよ、エッチ」「まったく油断もスキもないんだから」「ルパンみたいなことしないで」
とかさっきの一件について責められてたんだろうな(笑)。

特別機に、変装して乗り込むル・次・不。
銭形に挨拶のキスをする次元。次元もなかなかやるね(笑)。スチュワーデスに変装する不二子。すっごいキュートだわっ(^^)。パリジェンヌ〜って感じ〜。かわいすぎますよ、これは。
付けっ鼻次元がめちゃ笑えます(必見)。

スチュワーデス(不二子の変装)に「けっこうなかわいこちゃんのサービス」と浮かれまくる銭形。でも、不二子に「いやらしい」「銭形警部ったらあたしに色目使う」と嫌われてます(^_^;)。
確かにこの銭形さんは手つきがやらしいっ。単なるセクハラスケベオヤジだ(笑)。

髪をなびかせ笑顔でトレーラーを運転する五右エ門、なんだか違和感ある。新ル初期はヘリやボートを運転してるし、金髪ビキニ美女にマッサージされてるし、かなり意外な姿が見れますね。

そしてクリスマスの夜。
アメリカ大統領たちは、ルパンがすりかえた安物のワインを本物と思い込んで飲み、「ブラボーすばらしい味だ」と大絶賛。こういういたずらってやってみたいっ。
お宝だけが目的ではなく、こういう遊び心があるところがルパンたちのかっこいいところ(^。^)。

クリスマスなのに料理もなく、ワインだけ飲む4人。かなりわびしいっすねー。ここはわかりやすく、七面鳥の丸焼きとか欲しいね、アニメらしく。
先週カジノですったからか。さすがのルパンも家計が苦しいの?新ル始まってから、失敗続きだもんね・・・。

そして、ここまでして手に入れたワインは、古すぎて吐き出すほどまずかったとさ、というオチ。
最後の「ルパンサンタ」の部分はちょっと子供に媚びてるっぽくて、好きじゃないなあ。

今回はルパンと五右エ門にパンツをのぞかれ、銭形警部に色目を使われ大変だった不二子。美人はつらいですね〜(うらやましいけど)。 結局ワインはまずかったし、いいことなしのクリスマス。4人とも、どうもおつかれさまでした。



第13話 サンフランシスコ大追跡


石炭からダイヤを作り出す製法が、NASAで開発された。ルパンと次元は製法が書かれたマイクロフィルムを盗むため、技師に変装してNASAに侵入。

偽名が、ル「ボールマッカートニー」次「オレンジスター」。ジョンでもジョージでもなく、リンゴに行くとは渋いぞ次元。
なのに合言葉は「ビートルズなんて知らないよ」「やっぱりプレスリーが一番」。アメリカでビートルズのライバルは、ビーチボーイズかと思ったら違うんですねー、プレスリーか。

3番目の合言葉が「ありません」とオチまでついてるとは、さすがはNASA(笑)。無事入り込めたが、かんじんのマイクロフィルムはすでに持ち出された後。

一方ルパンの幻影が見えるほど、ルパンを追って疲れている銭形。かなりヤバイご様子。拳銃までぶっ放して・・・。

ダイヤの大量生産を阻止するため、マイクロフィルムを燃やすつもりのルパンは、出し抜かれたことに怒り心頭。
それにしても、こんな意味深な不二子のアップは必要ないと思うんですが。これじゃあ、不二子が何かたくらんでるってバレバレじゃないですか。あいまいにしておいて、最後まで引っ張った方が面白いのにな。

安ホテルで日本語放送を聞きながら眠った銭形のもとに2人組が侵入。マイクロフィルムを銭形の歯に埋め込む。っていったい歯はどうなっているの?健康な歯を削られちゃったんでしょうか。かわいそ・・・。

アジトに戻った2人組を待つ「兄貴」。マイクロフィルムの件を報告する2人組。しかし「兄貴」はルパンの変装でした。
どうやってルパンはこのアジトを見つけ出したんでしょうね。2人組の帰りを待たなくても、兄貴から全部聞き出せば早いのにな。

すっかり疲れ果てサンフランシスコの町をとぼとぼ歩く銭形さん。そりゃあれだけ失敗してれば、落ち込むわな(~_~;)。これも労災だね。

ここで、不二子は金にならない仕事はしないと下りる。そりゃあ、前々回は身ぐるみはがされ、前回は料理もないクリスマス。お金作らないとねぇ。

ついに病院に行った銭形さん。医者にノイローゼのホームラン王(?_?)と診断される。このインチキくさい医者がいいですね〜、八奈見乗児さん。

医者のおかげ?で、ふっきれてご機嫌の銭形の前にルパン登場。が、またルパンの幻影だと思った銭形さんは逃げ出してしまうっ。ま、このことにツッコむと今回の話は成り立たない(笑)ので、流しましょ。

そして、ひたすら逃げる銭形と追うルパン。
次「こんなバカな追いかけっこはもう終わりにしようぜ」
銭形の車のタイヤを、運転しながら左手で見事撃ち抜く次元。かっこよすぎ〜(*^_^*)。撃たれた銭形車は何度も回転して、街灯にぶつかってやっと止まる。フロントガラスも割れてる。車のフロント部分はぺしゃんこ。あげくドアまで取れる大事故に!
ひょっとして次元、銭形さんの事殺すつもりだったの?・・・。たしかに追いかけっこは終わるけどねぇ、永遠に(笑)。

まだまだ逃げる銭形追うルパン。とってもアニメ的に都合の良い方法で、銭形を海に落としたルパンたち。
そこに現れ銭形を横取りしていくのは、あの二人組。ダイナマイトで追ってきたルパンを吹っ飛ばす(ルパンもだけど、よく銭形が無事だったなあ)。
そして中から出てきたのは・・・不二子!待ってましたっ!!やっぱり裏切ってたのね(笑)。
次元、いったいどこにライフルなんて隠してたの?背中に入れてるとか(笑)。

さすがに今回はいさぎよく負けを認めた不二子。マイクロフィルムを使わずに焼くなんてもったいないと、とても不二子ちゃんらしいお答え。
「ダイヤに目がくらんで俺たちを裏切るなんざ、不二子もやっぱり女だねえ」となぜかご機嫌な次元。5話でも「やっぱり女だ」とうれしそうだったし。私から見るとそんなこと確認しなくても、不二子は女過ぎるぐらいに女だと思うんですけどねえ。男心は不・思・議。

ルパンに色仕掛けでダイヤの大量生産を迫る不二子。ルパンメロメロ〜。次元と五右エ門はこの件に関して、どっちでもいいと思ってるみたいね。だったら最初からこの手でいけば良かったのに、不二子さま。

やっとルパンがその気になったのに、銭形のくしゃみで海中へ吹っ飛ぶマイクロフィルム。いったいどういう埋め込み方なんだろ。上から何もかぶせなかったのか?でもそしたら、銭形が飲み込む可能性高すぎ!あの二人組が手抜きしたんだな、きっと。

なぜかここで銭形さんが復活して、4人で泳いで逃げる・・・、が結局最後はルパンと銭形の追っかけっこ。だったら別に3人は逃げなくてもいいんじゃないかな、最初から(笑)。

今回は割とライトな裏切り(笑)でした。それにしても、不二子もなんで銭形さんの歯に隠すなんてめんどくさいことしたんでしょ。NASAから盗み出してコピーをとって、またNASAに戻せばルパンにばれなかったのにな。
とはいえ、警備の厳しいNASAから機密を盗み出したというだけでも、不二子の有能さがわかるよね。



第14話 カリブ海の大冒険


ジャマイカ。資産50億ドルの世界一の大富豪、幾多の女性と浮名を流したホワード・ヒースが38回目の結婚をうわさされている。お相手はなんと峰不二子!!不二子は出身地・身元・年齢すべて不明だそうです。

前髪を上げ(かっこいいっ)、一段と高飛車〜な不二子さま。花束は無視するも宝石をプレゼントされ、やっと手にキスを許す。不二子の高い女ぶりはお見事!あこがれますっ(^^)。

そのニュースを知った銭形警部。不二子を追ってルパンがジャマイカに来るはずと、現地の警察に進言する。でもね、それ以前に不二子も犯罪者じゃ・・・。捕まえなくていいんですかね(笑)。

不二子の泊まってるホテルにやってきたヒース。変装チェックをしようとする銭形に、もし自分が本物なら「1千万ドルの賠償金支払いを求める」。
電卓を取り出し「月賦で1万円ずつ支払う」と銭形さん。もっと払えるでしょー(笑)。月々1万円ってこたーないでしょ、いくらなんでも。銭形さんの給与明細見てみたーいっ。

シガレットホルダーをくわえる不二子。媚びる不二子より、こういうお高〜い不二子の方が好きだなあ。
不二子との付き合いをやめると言いだしたヒース。が、それはルパンの変装。さすが不二子さま、お見通しでございます。ル「何で俺ってわかっちゃったの」あんなにルパンの事褒めちぎったら、そりゃばれるっちゅーの。「ナイスガイ」だって(笑)。
ヒースは3日間高熱を出して寝込んでるとの事。なんでそんな重要なこと知らないの、銭形さん。警備失格。

ヒースは世界一大きなルビーを手に入れたばかりで、不二子の目的はもちろんそのルビー。
「愛がなくても彼には世界一の宝石コレクションがある」「あのルビーを私のものに出来るなら、愛のない結婚ぐらい何ともない」
さすが不二子さま、気合が違います・・・。

ルビーを手にげっそり痩せて、見るからに取り憑かれちゃってるヒース。屋敷に忍び込んだルパンの目の前で、謎のつむじ風に襲われ死ぬ。

そして1ヵ月後。見事にルビーを相続した不二子。結婚もしてないのにもらえたなんてラッキー。でも結婚してれば資産50億ドルも相続できたのになあ、おしいっ。
ヒース同様熱病に冒され、取り憑かれている不二子の元にやってきたルパンと五右エ門。五「その不吉なルビーをジョーズのえさにしろ」ジョーズも迷惑だよ、そんなの(笑)。
どうして次元はいないの?もしやジャマイカの海岸でレゲエでも聴きながら、髪をドレッドに編んで、マリファナでも吸ってるんじゃ・・・(←ジャマイカに対する偏見)

不二子がルビーを手放そうとしないので、強引にルビーを切る五右エ門。が、切れずに逆に斬鉄剣がぼろぼろに・・・。斬鉄剣の切れないもの第2号は世界一のルビーでした。

そこに再びつむじ風が、と思いきや、それは「ジャマイカ名物ハミングバードの大群」by五右エ門。そんなにジャマイカってハミングバードがすごいの?行ったことないからわかんないけど。
ボロボロの斬鉄剣で鳥を追い払う五右エ門。鳥相手ならちょうどいいかな・・・。

山小屋で不二子の看病をするルパン。私もルパンに看病されたーいっ!!一方熱病に効く漢方、地竜湯を作っている五右エ門。
あのー五右エ門さん、せっかく不二子ちゃんのためにやってくれてるのになんですがねえ。確かに地竜は高熱に効くそうですけど、地竜ってミミズを乾燥させたものじゃあ・・・。なんだかそのミミズはとってもプリプリして生っぽいんですけど(~_~;)。
「おばあちゃん」と言う五右エ門かわいい。なんか五右エ門って、子供の頃は病弱でおばあちゃん子だったって感じがしませんか?(私だけかな)

不二子に飲ませようとする五右エ門を止めるルパン。確かにフランスでは漢方はポピュラーじゃなさそうだ。 不二子に飲ませる飲ませないでもめる二人の頭の上で、地竜湯の入った湯呑みを打ち抜く次元。さっきまで煎じてた、いわば熱湯をかぶっても熱がらない二人。どっか壊れてる・・・(笑)。
カッコつけまくりでご登場の次元。遊んでたのかと思いきや、いろいろ調べててくれたのねえ。ありがと、次元m(__)m。

次元にルビーにまつわる呪いを聞かされ、不二子の呪いをを肩代わりするルパン。かっこいい〜(^^)。でも、そんな方法で呪いって身代わりになれるのか?と思いきや肩代わりできたらしく、さっそくハミングバードに追われる3人。よかった、不二子の呪いが解けて(いや、もちろん3人も心配ですけど(笑))。

ハイチの黒魔術教の神殿へ潜入しようとする3人。五「レッツゴーの一手あるのみ」。なんだかわかんないけど、気合が感じられる一言。がんばれ3人ともっ!不二子のためだっ!!

数々のトラップを乗り越え神殿にたどり着いた。3人で上に飛びつくシーンで、次元だけズボンはいたままなのは、白ブリーフ姿はかっこつかないからですかね(笑)。
ルビーを元の場所に戻す。と、現れたファンキーな姿のジジイ。

なんとこのルビー騒動はルパン1世の行動への復讐だった。こうなるのを計算ずくで、このジジイはルビーをヒースに売りつけたわけですね。復讐のとばっちりで死んじゃったヒースがちょっとかわいそうな気も。不二子に惚れたばっかりに・・・。それにしても、このジジイ、ずいぶんと回りくどい方法を取りましたね。

無事解決、不二子も無事回復したご様子。カフェでのんびりとくつろぐ4人。不二子ちゃんはルビーに未練タラタラですが。懲りないとこがかわいいとこよね(^。^)、そうでしょルパン。

そこに銭形さん登場。なぜかあのルビーが銭形の手に!そこにまたハミングバードが現れて・・・。結局銭形さんはどうなったんでしょうか・・・?
それにしても今回のタイトル、ちょっと内容とあってない気も・・・。

不二子結婚のニュースから始まった今回。不二子の呪いを解くため、文句も言わずがんばってくれた3人、たいへんご苦労様でした<(_ _)>。
と言いたいとこですが、ルパン一族への復讐に不二子が巻き込まれたんだもん。1番悪いのはルパン1世、ってことになるんでしょうね、やっぱり。



第15話 名探偵空をゆく


ガブリエル13世が書いたルパンへの招待状(というか挑戦状)。
家宝のドラキュラの涙をルパンに譲る、ただし飛行船ヘンデンブルグ号の中、世界の名探偵の目の前でという条件付き。
宝石でルパンをおびき出して、警察に逮捕させようという計画。

TVカメラの中継の元、シャーロック・ホームズ3世,フィリップ・アーチャ,金田二耕助,そして銭形警部が乗り込む。
納谷六郎さんが出てらっしゃいます。お二人ともいいお声ですけど、声質がぜんぜん違いますね、ご兄弟でも。ちなみにお名前に数字がつくのは、ご兄弟中このお二人だけだとか。

飛行船の中でそれぞれ時を過ごす名探偵たちとガブリエル13世とその執事。
ルパンが現れるのを待つ一同。そして上空に気球が現れる。「ルパン3(←実際はローマ数字)参上」ときれいに並んだからいいけど、これが「参3上パルン」とか「ン上3参パル」になったらどうするの?。

目に隠したドラキュラの涙を盗まれないよう、鉄仮面をかぶるガブリエル13世。本人まじめだけど、見た目はかなりまぬけ・・・(~_~;)。
今週は前半が終わっても、まだルパンたちが出てこなくて寂しい(それが狙いなんだろうけど)。

ジャムを血と間違えて騒ぐ銭形。ケチャップとかならともかくジャムって、ぜんぜん血と違うじゃん(笑)。 本当に警官なの?銭形さん。

殺されたと思ったら入れ替わってたガブリエル伯爵。でもあの車椅子にくっついたまま逆さ吊りされてるのは相当苦しかっただろうなあ。根性ありますねえ、けっこうなお年なのに。そして彼は密かに部屋の様子をビデオに納めていた。

実はホームズ3世はルパン(ルパンがバイオリンを弾けるなんて意外)、フィリップアーチャーは次元(どうりで酒ばっか呑んでると思った(笑))、金田二耕助は五右エ門(斬鉄剣はどこに隠してたんだろ)の変装だった!!

しかも執事は不二子の変装。すでにドラキュラの虹は不二子がニセモノとすりかえて、手はず通り飛行船の外に脱出していた。不二子ちゃん、かっこいい〜(^O^)。
不「ルパン、確かにドラキュラの涙預かったわよ」。この後ろに「永遠にね」とか付くんじゃないかな、実は(笑)。
銭形がルパンを捕まえようと飛び掛るシーンで、この時点ではいないはずの執事がいます。ミス見っけちゃった。

飛行船に斬鉄剣でも斬れないシャッターが下ろされ、脱出できなくなった3人。斬鉄剣の斬れないもの3号はヘンデンブルグ号のシャッターでした。
いつもと違う衣装の3人もいいもんですねー(特に次元が新鮮(*^。^*))。

名探偵に変装した3人がFBIに手錠をかけられ出てくる。が、実は名探偵は本物で、FBIがルパンたちだった。ルパンたちの脱出に協力していた名探偵たち。
「ずっと眠らされていたとあっては名誉に関わるから」とホームズは言うけど、どうしてルパンに協力すると名誉が回復するんでしょ。ちょっと良くわからない理由だ。

いったい名探偵はどこから3人の変装だったんでしょうね。本物は飛行船の中で縛られてたんだから、飛行船に乗り込んだのは本物。バイオリンを弾くホームズと執事が目で合図してたから、あの前に入れ替わってるんですよね。何回もビデオ見直しちゃいました。
そして、ルパンは不二子にドラキュラの涙を返してもらったんでしょうか(笑)。



第16話 二つの顔のルパン


とてもパリらしい(笑)風景から始まる今回。
「ベルサイユの星」を盗むとのルパンからの予告状のため、銭形警部が持ち主の家に呼ばれる。予告の日まで間があるからと、おびえる主人を残し銭形が帰ったとたん、とっても人相の悪いルパンもどきが登場。男はルパンと名乗り主人を殺して宝石を盗む。
この悪ルパン、顔はほぼ原作どおりですがアニメにすると不気味さアップですな。山田さんの悪ルパン演技はさすが。

事件をTVで見ているルパンたち。ルパンはニセモノの仕業と気にしない。さっきの悪ルパンの後に普通のルパンを見ると、すっごくかわいく見えるなあ(^^)。
次はゼニアル家所有「アフリカの女王」を狙う、とルパン。

今日もお美しい\(^o^)/不二子登場。ゼニアルに、恋人になって欲しいなら「アフリカの女王」を見せろと迫る。相変わらずのお高い態度がステキっ。
そこに悪ルパン登場。手榴弾でゼニアルを殺し、顔を見た不二子にナイフを投げる。危ないところで助かる不二子。

ルパンを問い詰め、殺人鬼とは手を組まないと言い切る不二子。不二子はポリシーある欲張りさんなのだ(笑)。ねえルパン「がりがりもじゃのへちゃむくれ」ってどーいう意味?悪口なんだよね・・・。

精神科医ノーミル博士のもとに呼ばれたルパン。次元と五右エ門も別室に呼ばれており、ルパンが悪ルパンに変身する様子を見せられる。
ルパンは変身病にかかっていると言うノーミル博士。富豪とゼニアルを殺したのも変身したルパンであり、12時になると悪ルパンに変身してしまうらしい。

しかし、それはノーミル博士の罠。悪ルパンは他にいたのだ。
こんな男と親友だったなんて、ルパン2世も人を見る目ないなあ。次元と五右エ門もあっさり信じすぎよ(^_^;)。だって、変身すると髪型まで違うんだよ、なんか変だと思わないのかな。単純な人たちだ・・・。

ノーミル博士から変身病にかかっていると知らされ、ショックを受けるルパン。悩んだ末次元と五右エ門に殺してくれと頼む。しかしかかってくる二人から、条件反射で逃げてしまうルパン。
次元も五右エ門もルパンを殺す前に、変身病を治す手段はないかもっと調べるべきじゃないの?どうにかルパンを助けようとするべきじゃないの?
結局「い〜ち抜けた」とかわいく(^・^)おりる五右エ門。「勝手に死にな」と次元。「に〜抜けた」と言ってはくれないのね、次元(笑)。二人とも冷たいよねえ、かなり。ひどいよ・・・それでも仲間なの?

ルパンは首吊り自殺をしようとする。と、そこに不二子登場。「私はあなたを死なせたくないのよ」キャー、やっぱりこういうときに頼りになるのは不二子ちゃん。かっこいいd(^-^)。
不二子、今日はホルスターを使ってる。ガーターリングの方が不二子らしくて好きなんだけどな。

ルパンが殺人鬼だとは信じられないと言う不二子。次元・五右エ門、不二子ちゃんを見習ってよね。どんな時でも不二子はルパンを信じてるんだなあ、ステキな関係(*^。^*)。
ルパンを椅子に縛り付けて12時を待つ。ル「今、何時」この口調、すっごくセクシーだ〜。山田ルパンのすばらしさ。

変身して不二子を殺してしまうかもしれないから、部屋を出てくれと頼むルパン。
不「そのときはそのとき」「あなたが本当に殺人鬼だったら、私がこの手で殺してあげる。そしてあたしも死ぬわ」
ル「それほどまでにこの俺を」
不「長い付き合いですものね、あたしたちは」
かっこよすぎます〜、不二子さま(^O^)。ルパンに殺してくれと頼まれた時、次元や五右エ門は自分も死のうとまでは思ってなかった様子。不二子はここまで覚悟してるのね。これだから、不二子ファンはやめられないのだ(^^)。

そして12時。変身病にかかってないことがわかり、よろこぶ二人。ルパン、不二子ちゃんに感謝してね、と私が言わなくても、ルパンは十分感謝してますね、うん(^。^)。

カフェであの顔あの衣装のまま、くつろぐ悪ルパンとノーミル博士。あれじゃ目立つよねー、せめて違う服着たらいいのに。周りの人に通報されないのが不思議。
そしてこれまた目立つカッコで2人の話を聞くルパン(ピンクのアフロ)。敵の目を欺く作戦だね、きっと(笑)。まさかあれがルパンだとは思わないわな。

そしてノーミル博士と悪ルパンに逆襲。しかし次元が変身してノーミル博士になるって、かなり無理ありますね。いったいヒゲはどこへ、とか。
今回はちょっとラストが強引だけど、不二子が良かったからまあいいでしょ(笑)。

今回の不二子はひたすらかっこよかったです。ゼニアルに対して、変に安売りしなかったのもいい。
ルパンを信じて、ルパンのために命をかける不二子。こんなピンチを救われたんだもん、不二子の裏切りを許すのは当然でしょ、ねっルパン(^_-)。



第17話 オイルダラーを狙え


油田を爆破する、とエジプト政府が脅迫され1億ドルが要求される。ルパンたちはその1億ドルを横取りする計画を立てる。

作業員の胃薬の中にカプセル爆弾が、って1錠だけあんなに色が違ったら誰だって気がつくでしょ。普通同じ色のカプセルにしないか(笑)。その作業員、鈍すぎるよー。私なら絶対飲まないけどな、あんなの。しかもこの男がスイッチを持ってるなんて怪しさ倍増!誰か気付けよー(笑)。
その男いわく、犯人はアラビアのローレンスの孫、ローレンス三世。

現金の受け渡し場所へ踏み込んだルパンたち3人。とてもかっこよく敵を押さえたと思いきや、意外な展開で1億ドルはローレンス三世の手に。しかもカプセル爆弾を飲まされる、というか自ら飲んじゃったルパン。あまりにもおまぬけ・・・。

次元さん、五右エ門さん、人間は逆さまにして頭をぶつけても、飲んだものは吐きませんよ、普通(-_-;)。指突っ込むとかしないとねえ。っていうか、内心おもしろがってないか?ここぞとばかりルパンへのストレスぶつけてないか?(笑)
不二子の前でいつまでもトランクス姿のルパン。ブリーフじゃなくて良かったなあ(笑)。でもレディーの前、ズボン履こうね。

ローレンス一行の前に旅の一座として現れたルパンたち。踊り子の不二子カワイイ〜(^。^)。髪の色がエキゾチック。とてもセクシーなお姿。ステキですねえ。
その不二子に目をつけた、むっつりスケベローレンス。さっそく不二子を部屋に呼ぶ。あれだけ色っぽかったら、そりゃ男はひっかかるわねー、うんうん。

ローレンスの部屋に行った不二子。相手が油断したところでルパンたちが乗り込み金を奪う、つもりが逆に囲まれてた4人。ローレンスの方が1枚上手だったっ。今回ルパンたちはドジばっか。だらしないなあ(-_-;)。

縛り付けられ銃殺されかける4人。ここで不二子がローレンスに命乞い。むっつり、というよりただのスケベ(笑)ローレンス。不二子を助け、3人の処刑は翌朝に延期にする。
みっともないほど怒りまくる男3人(ーー;)。「不二子だけでも助かってくれれば」とか「俺たちの分も生きてくれ」とか、そういうのはないのかね、君たちはっ!人間、死に際に本性が出るもんですねえ。つくづく情けない・・・。先週の不二子を見習いなさいっ(怒)。

不二子に完全にまいってるローレンス。さっすがは不二子さま。不二子の魅力にまいらない男なんていないわよねー♪
こっそりローレンスの懐からカプセル爆弾を盗む不二子、見事な腕でございます。不二子は3人を見捨てたわけではなく、助けるために一芝居打ったのだ。キャー、カッコいいっ\(^o^)/。

睡眠薬とカプセル爆弾を「精力剤」と偽り、ローレンスに飲ませる不二子。一連の行動の手際のいいこと。ホント頭いいですね〜、不二子は(^_^)。

美しい不二子を目の前にして浮かれ、うれしさのあまりベラベラ喋るスケベ。自分は実はローレンスの孫ではないことを打ち明ける。そしてその会話を手下たちが聞いていた。手下たちは不二子からスイッチを取り上げ、自分たちを騙したローレンスをカプセル爆弾で殺す。

不二子に助けられたのに、礼の一つも言わずグチる男3人(ーー;)。
不二子が裏切った(芝居をした)時はさんざん罵ったくせに〜!!助けがいのない男たちだ・・・。「ありがとう不二子」とか「命の恩人だ」とか言うこと他にあるでしょ、見損なったぞ3人。不二子がいなかったら、3人ともとっくに処刑されてたんだからね。不二子さまに感謝なさい。
それに比べて不二子さま。頭は良い、度胸はある、手際の良さもお見事、しかも仲間思い。あらためて、不二子の良さを見直しちゃったな(^^)。一生不二子さまについていきますっ。



第18話 ブラックパンサー

世界最大のエメラルド、ブラックパンサー。ある角度で光を当てると「黒い豹がヒョーなんて現れる」らしい。これって山田さんのアドリブなんでしょうか?
ルパンの他のセリフでも、アドリブだろうなっていうのがけっこうありますね。そのおかげで、確実にテンポ良くなってると思います。台本で練られていても、現場で演じてみないと出てこない「ノリ」ってあるだろうし。
今見てもルパンにスピード感があるのは、山田さんのアドリブに負う部分がかなりあったんだなあと、今さらながら思います。

さて話を戻して、ブラックパンサーを盗み出すルパンと次元。館内にあった彫刻「考えない人」の手に隠す。考えない人の素材って何?柔らかそうなんですけど。手だけゴム製とかなのか。
この彫刻、すっげー間抜けな顔(笑)。NHK教育の放送終了に出したいなあ。あ、今24時間放送だから、放送終了時の映像はないのかな。
後で取りにくることとして、とりあえずアジトに戻ってワインで乾杯。五右エ門はアジトで待ってたのね、五右エ門もワイン飲むのかあ。

なんとブラックパンサーは不二子へのバースデープレゼント。キャーめでたいっ。不二子さまお誕生日おめでとうござりまする。
ここで、ルパンは不二子の年を知らないことが判明。年齢をないしょにして誕生日祝ってもらえるなんて、うらやましいな(笑)。これを婚約指輪にして不二子と結婚を夢見るルパン・・・に釘を刺す次元。ブラックパンサーの捜査に「コナイゾー警部」が乗り出してくるとの記事を見せる。

コナイゾー。漫才みたいでいいなあ、クルーゾーコナイゾーなんて・・・(汗)。現れたコナイゾー警部、外見もご本家そのもの。そして銭形さん登場、火花飛び散る二人。日仏のドジ警部、夢の対決(笑)。

ケイトーならぬハゲイトー登場。「ケイトー」って日本人の姓「加藤(Kato)」から来てるんですよね、確か。

しかしあの修行のせいで考えない人の首が取れる!ハゲイトーに直しておくよう言いつけるコナイゾー。
一方ホテルのフロントで、ルパンの写真を見せ聞き込みをする銭形。「女癖が悪く金遣いも荒い日本人だ」って、ルパンって日本人なの?そりゃ日本の血は入ってるらしいけどさあ。日本人だと言い切っていいんだろうか・・・。銭形さん、聞き込みはもっと慎重にしないとね。

トンカチでたたくと開く考えない人の手、ますます素材が謎。中に隠したはずのブラックパンサーがない!
一方、コナイゾーはハゲイトーが彫刻をすりかえたことに気付く。本物の「ダンロの考えない人」を追って、クルーザーに乗り海へ出るコナイゾー、ルパンたち、銭形。

向かう島を双眼鏡でのぞいて、次元は焦りルパンは大喜び、なんとヌーディストビーチ。喜ぶルパン、下りる五右エ門、「教養が邪魔する」と下りる次元。そーか、教養が邪魔しますか・・・(^_^;)。
が、ルパンに「裸に自信がないのか」といわれ乗せられる次元。ルパンは次元操縦の技がバッチリ身についてるね(笑)。

そして更衣室から出てくる二人(ドキドキ)。がっ、なんと海パン(なーんだ(ーー;))。あんなに騒いで期待させといて〜(笑)。海パン姿でも、もちろん次元は帽子着用。

なぜかこのヌーディストビーチに飾られている考えない人。もうつっこむまい・・・。

コナイゾー警部もハゲイトーも葉っぱ!みんな葉っぱ!!どうしてルパンたちだけ海パン?
あの葉っぱはどうなってるの?あんなに激しく動いても落ちないなんて。両面テープか(笑)。

考えない人を抱えて逃げるルパン。あんまり重くないらしい。しつこいけど素材は?

海パンに手錠をしまってる銭。確かにルパンじゃなくてもあれは嫌だ・・・。
結局、プールに落ちてしまったブラックパンサー。

今回五右エ門は一緒に行動して口は出すけど、手伝う気まったく無し。一緒にプールにもぐって探してくれればいいのに。そんなに脱ぐのイヤ?五右エ門のふんどし姿、視聴者は見慣れてるよ(笑)。

そしてルパンはコナイゾーから、ブラックパンサーがプールでおぼれたことを知らされる。

パリ。部屋に戻った不二子を待っていたのは、ルパンたちの歌とケーキ。
歌う3人、貴重なシーンだっ!!ルパンはもちろん、次元もノッてるし五右エ門も笑顔。この3人に誕生日を祝ってもらえるなんて、不二子さまがうらやましい・・・。
しかしルパンはともかく、よく次元と五右エ門が歌いましたねー、しかも笑顔で。ルパンが言い出したんだろうけど、
「ケッ、何で俺があんな女のために歌わなきゃなんねーんだ」とか、
「拙者西洋の歌など、まして女のために歌うなどできん」とか
反対されそーじゃないですか。
うーん、考えられるのは
どれでしょうーね。

しかーし、これから予定があるという不二子ちゃん。
次「ルパンの真心もわかってやれよ」
って大の泥棒が3人も集まって、ケーキと歌だけってことはないんじゃないの〜?幼稚園児のお誕生会だって、なんかプレゼント持って来るぞ(笑)。
ブラックパンサーじゃなくても、他の物を盗んできたらいいでしょ。もし時間がないんなら、何か買ってプレゼントしたらいいじゃん。3人ともお金あるんだからさあ。

コナイゾー警部とこれからデートだと言う不二子の胸には、ブラックパンサー。
「あまりいい仕事してるとはいえない」けど「あたしのためなら警察やめて仲間になってもいいって言ってる」と嬉しそうな不二子。
いつもの不二子ならお宝を手に入れたらお別れなのに、今回はキス(未遂)まで・・・。不二子ちゃん、コナイゾー警部に本気で惚れちゃったのか?
あのルパンに「女心の盗み方をこっちがうかがいたい」と言わせるとは、やるなあコナイゾー警部。
いさぎよく負けを認めるルパン、かっこいいな。

そしていろいろあり、結局ブラックパンサーは、どっか行っちゃいましたとさ。

今回は「ピンクパンサー」のパロディ。ケイトーとクルーゾーの修行(東洋人に対する偏見入りまくりだよね)まで取り入れてて、見てて楽しい話です。やっぱりパロディは徹底しないとね。

それにしても、次元は偉かったです。『ルパンから不二子へのプレゼント』という何の得もない仕事を、文句一つ言わずやった、どころかルパンより一生懸命働いてました。ハッピーバースデーも歌い、しかも最後「ルパンの真心も」とフォローまで・・・。かっこいいっ!次元に拍手だっ!!
一方五右衛門。全然からだを動かさず口出しだけ。やっぱり昔自分を騙した女へのプレゼントなんて、手伝いたくないのかなあ。今週存在感薄かったな。でも歌ってくれたから良しとしましょ。
あのヌーディストビーチは覚えておきましょう、再会の日まで(笑)。



第19話 十年金庫は破れるか


とあるパーティー。
「丸金金庫の超小型精密金庫」の中の指輪を見せびらかす夫人。あんな金庫指に付けとくなんてかっこ悪すぎー。そこまでして指輪を守りたいんなら、大事にしまっとけよ。と、見せられた人みんなが思ってるぞ、きっと。それに、あれじゃ凶悪な犯人に狙われて、指ごと切られたら終わりじゃん(^_^;)。

よりによって夫人が下着姿のところに飛び込むルパン。指輪以外の金庫もすべて破られた上に「最愛なる妻の心まで奪われた」ってどういうこと、ルパン??まさか・・・。

今回は日本が舞台。懐かしのテレビゲーム、時代ですねー。
ルパンが金庫を破りまくったせいで、丸金金庫は倒産。
「女の方の腕試しもやった」って、こういうことかルパン、お宝だけじゃなく夫人も・・・。不二子さまという女がありながら、許せ〜ん!しかし、あえて不二子の前でバラシちゃう次元、イジワル(笑)。

すーーーっごい返品の山に囲まれる丸金社長。「10年経たないと開かない金庫を破れ」とルパンに挑戦状をたたきつけ、丸金の名誉回復を狙う。もちろん受けて立つルパン。
余裕ぶっこいてる丸金のおやじ。が、ルパンに金庫が破られたと銀行の頭取から告げられ、泣き崩れるおやじ。超オーバーアクション(笑)でルパンに会いたがる。

しかし、頭取はルパンの変装。破られたように見えた金庫のドアはフェイク。ちょうど10年目が来て金庫は開き、ルパンたち勝利。次「偽の扉とはうまく考えた」そうかなあ?
大体これって丸金の落ち度以前に、ふんじばられた頭取、ひいては警備の薄さが問題だと思うけど。破られない自信があったとはいえ、ルパンが来るって分かってるんだもん、逮捕のチャンスでしょ。もっと金庫を厳重に警備してなきゃ。

「いいわねえ、やっぱり日本は」と、のんびりお寺を散策する不二子。不二子ちゃんは”わびさび”とかあまりお好みじゃないのかと思ってましたが。もっとゴージャスな方がお似合いですよ。
後をつけられたことに気付いた不二子。つけたのは「小生意気に成長した一休さん」風の少年。丸金社長の息子だと名乗る。

プールサイドでのルパンたちの写真。次元の海パンがまぶしい(笑)。もちろんプールでも帽子かぶってます。なんでこの楽しそーな写真を銭形さんが持ってるの?どうやって手に入れたの?私にも1枚くれ(笑)。

息子は、父親の金庫を破ったルパンに会わせろと言う。不二子はアジトに連れて行く。日本のアジトにしては建物は洋館。アジトってもっと目立たない方がいいんじゃないのかしら。
ルパンに、自分の作った金庫に挑戦するよう要求する息子。ルパンは、もっと名前を売ってから来いと断る。

不二子に、自分の作った手錠型の金庫を見せる息子。
「おい不二子、的の矢を取ってくれないか」とダーツの矢を取りに行かせる次元。
不二子さまをあごで使うなんて許せん!!と思いきや文句も言わず、どころか笑顔で合図して取りに行く不二子。
つくづくこの二人の関係って不思議・・・(だからいろいろ想像したくなるのよね(^_-))。

で、矢を取ろうと手を伸ばした不二子に、ガキが手錠をかけやがる〜!!キャー不二子さまがっ。次元がそんなこと頼むから悪いんだー(T_T)。

手を切るか鍵が無いと開かない手錠。その鍵は自分の作った金庫にあるというガキ。
五「では不二子の手を切り落とすか」冗談にしてもキツすぎますよ、五右エ門。手錠をかけられても正確に花瓶が投げられる不二子、さすが。
不「五右エ門のろくでなしの、ばか×5」怒っててもかわいい不二子ちゃん。

ルパンはヘアピンで不二子の手錠を外そうとするが、うまくいかない。その間にジュースに毒薬を入れられ、気付かず飲み干してしまう。
いくら手錠に気を取られてるとはいえ、4人もいてなんで薬入れてるのに気付かないかなあ。4人ともプロでしょ、しっかりしてね。
解毒薬も金庫の中にあるというガキ。早くも毒が効きだすルパン。
「子供を脅して金庫を開けさせたとあっちゃあ、ルパンの名が泣くよ」
かっこいーっ。やっぱりルパンはいつも誇り高くないとね。

ガキの作った金庫は大きな卵型。グーグーガンモが出てきそうだっ(好きだったなーガンモ)。

金庫相手にマグナムをぶっ放す次元。跳ね返った弾を、あんな近距離でよけられる不二子と五右エ門すご過ぎるよ、パースリのガープよりも(笑)。
斬りかかった五右エ門、見事に折れる斬鉄剣。斬鉄剣の斬れないものがどんどん増えていく・・・。

不「降参しちゃいなさいよ」五「生き恥をさらすな」五右エ門厳しい・・・。
不「五右エ門はルパンを殺す気なの?」不二子ちゃんはルパン想いね(^^)。

ル「この金庫ほんとに開くのケー?」
ガキ「開きますとも、簡単なおまじないでね」
ル「開けゴマーとでも言えってーのか」

金庫が開いた!!おまじないと言われて、一発で「開けゴマ」が出てくるとはルパンさすが。おまじないなんてたくさんあるのに。「痛いの痛いの飛んでけー」とか「チチンプイプイ」とかさ(笑)。
不二子の手錠を外す次元がうれしいです。いつもならルパンに解毒薬を与えるのが次元,不二子を助けるのが五右エ門って組み合わせになりがちなのに。きっと次元は、「自分が不二子に矢を取りに行かせたせいで、不二子が手錠をかけられた」と責任感じてたんでしょうね。

負けを認めて去ろうとするガキに、
不「ぼうや、あなたのお父さんは立派な金庫作りの名人よ。あなたもね。この勝負はあたしたちの負け」
不二子、子供に優しすぎますわ。これできっとあのガキも不二子ファンになったに違いないわっ。
次「ルパン、丸金の十年金庫、トリックを使わずに果たして破ることが出来たのかな」
あの時は「うまく考えた」って言ったくせに〜。調子いいよなあ、次元(笑)。

「美しい親子愛の勝利ね」なぜか金庫に座り、ロマンチストな不二子ちゃん。不二子が負けてあげただけで、別に「勝利」してはいないと思うんですがねえ。こういう人情話に弱いところがカワイイんだけどね。

この話、ラストが甘々すぎるのがちょっとイヤなのですが、不二子が優しい女に描かれてるのはうれしいです。自分に手錠をかけた子供を許す慈悲深〜い不二子さま。新ルも後半になると、こういう不二子あんまり見られなくなるもん。たまにはいいでしょ。
ルパンは毒でかなり苦しんでましたが、お宝ついでに人の女房に手を出した罰です(笑)。



第20話 追いつめられたルパン


軍隊に囲まれ、古城に立てこもっているルパンと不二子。
ル「わが生涯最大のドジってとこ」
あのルパンが気弱になっていることを自分で認めるほどのピンチ、その原因とは・・・。

某国独裁者の胸の勲章に付けられた50カラットのルビーを狙ったルパンたち。独裁者が民衆を集めての演説中に、上空のヘリから釣り竿で勲章を吊り上げようとする。ちょうど釣り針が勲章にかかろうとした瞬間風が吹いて、針は独裁者の髪の毛(よりによってカツラ)へ。吊り上げた結果カツラが取れ、民衆にツルッパゲをさらす結果に。
ヘリは撃たれ広場に不時着、ルパンは不二子と五右エ門に怪我した次元を安全な場所へ避難させるよう指示し、自分一人で追っ手を食い止めようとする。弾切れでルパンピンチ!が、背後からマシンガンが放たれ兵士をまとめて片付ける。
ルパンが振り向くとそこには・・・不二子!!

いきなり不二子さまかっこよすぎます〜(^o^)丿マシンガン構えたお姿のきまってること。
ル「どうしてもどってきたんだよ」不二子、ちょっと考えて「フフ、気まぐれかしら」。
こういうときでも不二子は「ルパンが心配だったから」なんて言わないんですよねー。そこがまたいじらしい(*^_^*)。

ルパンは今回の失敗を「北風のせい」と言ってますが、どう考えてもこの計画穴だらけですよねえ。まず、勲章って縫い付けられているか、もしくはピンでとまってるんじゃないの?釣り竿で引っ張ったくらいで制服から剥がれるんでしょうか?運良く剥がれたとしても、ヘリまで吊り上げる間に釣り針から外れたりしないんでしょうか?

そもそも「総統の悪口を言うだけで国家反逆罪、下手すればその場で銃殺」というほど厳しい国。たとえカツラを吊り上げなくても、総統の勲章を盗めば十分国家反逆罪に値するはず。
しかも大勢の民衆と兵士の目の前で盗むんだもん、バレないはずないでしょうし、見つかれば「あのヘリを撃ち落せ」ってなことになるのが当然。ルパンともあろうものがこんな杜撰な計画立てるなんて(-_-;)。
他の3人も反対しなかったのか、ルパンに計画任せっきりなのか。

ル「あいつら無事に脱出してくれたかなあ」
不「あんたも意外といい人ね。こんな時に次元や五右エ門の心配してやるなんて」
ル「よせやい、俺はやつらが助けに来てくんねーかなーって」
「”意外と”いい人」って、不二子ちゃんルパンのこと悪い人だと思ってたの?(笑)。助けに来て欲しいってのが、ルパンの照れ隠しでありつつも本音でもあるんでしょうね、今回ばかりは。
もちろんルパンと不二子を助けるべく行動している次元と五右エ門。下水道から横穴を掘って、古城の地下道へたどりつこうとする。

不「聞こえるわ。次元と五右エ門が私たちを呼んでるの」
その頃ほんとに二人の名前を呼んでた次元。不二子ちゃんてば地獄耳〜じゃない、テレパシーだねこれは。もちろん次元と(はあと)
城の地下室にたどりついた、と思ったら刑務所。次元、城にたどり着くこと保証するって言ったじゃん(笑)。そんなドジ踏んでないで早く助けに行ってくれー!

銭形警部は、自らルパンを逮捕したいと司法長官へスにかけあい「インターポールへの義理立てのため」1度だけチャンスを与えられる。生きたまま逮捕し日本に連れ帰る、と兵士を連れルパンたちの元に踏み込む。しかしルパンたちは抵抗して、兵士を外に放り出す。
よくあんな人形とカツラ準備してあったよね、ラッキー。不二子、あまり色気のないスリップご着用ですね(笑)。
抵抗すれば殺されると言う銭形警部に、ルパンの答えは「どうせ死ぬんならここで壮絶に散ることに決めちゃった」。
ルパンがこんな風にはっきりと「死」を覚悟してるのって珍しいですよね。どんな困難な状況でも望みを捨てないのがルパンなのに。

ヘス長官「やっぱりドジりやがったバカ警部」。コマンド部隊にルパンを射殺するよう命ずる。

「お前こんな所で死ぬことはないぜ」と、不二子だけを外に出し銭形に引き渡そうとするルパン。「こんな所で犬死するのは俺一人で十分だ」
いやだという不二子にワルサーを向け、命令だから行けと言い放つルパンのかっこよさったらもう・・・。
ルパンが不二子を助けようとすることは何度もあるけど、いつも”不二子を助け、自分も無事で戻る”つもりで行動しているはず。今回のように、自分が死んでも不二子だけは助けようとするルパンの覚悟は、不二子がためらいつつも従うだけの重みがあるのですね。

いつもだったら銭形さんの誘いに乗って、とりあえず逮捕されて後で脱走するんだろうに、今回は自分がミスしたせいか、すごくプライドにこだわってますね。旧ル「脱獄のチャンスは1度」も、1年我慢してたのはただプライドのためだったし。

不二子を部屋から出したものの、それはヘスの罠。刺客がナイフで襲い掛かり危機一髪でルパンが助ける。
いやーん、不二子の右腕にナイフが刺さってる〜(T_T)、うえ〜ん。

縛り上げられた銭形さん。口にテープ張られてるのに、ヘスと会話が出来るとは・・・。以心伝心ってやつ?(笑)。

城に侵入した兵士は倒したものの、足も撃たれるルパン。ついにマシンガンも弾切れ。
一方下着?泥棒真っ最中の次元と五右エ門。何するつもり?

覚悟を決めたルパンと不二子。ついに戦車が投入され、夜明けまでに無条件降伏するよう最後通告が出される。
不「ルパンお願いがあるの。奴らに撃ち殺されるぐらいなら最後の一発であたしを撃って」
「二つの顔のルパン」でもルパンと一緒に死ぬ覚悟を見せてくれましたが、今回はルパンの手で殺して欲しいという、あまりに重い願い。
拳銃を向けてまで自分を助けようとしたルパンへの答えがこれ。あらためて、なんて不二子はすごい女性なんでしょうねえ。そりゃ、ルパンが惚れるのも当然。女の中の女だっ!

一方、お裁縫にはげむ次元と五右エ門。そりゃ次元が縫い物が得意だったらちょっとイヤかも・・・。
出来上がった気球らしきものに、筆で何か書いてる五右エ門。二人とものんびりしてる場合じゃないのだよ。

ついに夜が明け、攻撃が始まる。「所詮こんな拳銃と大砲じゃ戦争にならんのよね」と諦め切ったルパンに、 「でも抵抗しないで死ぬなんてイヤ」と返す不二子。「同感だ」とヘスの帽子を撃ち飛ばすルパン。見事な腕だよねー。
怒ったヘス「一気にもみつぶす」。
こんなことしても何にもならないどころか事態を悪化させるとわかっていて、あえてこういう事をする二人の誇り高さ。残り少ない弾、あれほどの腕ならばヘスを撃ち殺すこともできたのに。”かっこいい”以外の言葉が思いつかないよ〜。

ル「弾は2発だけ残したぜ。お前のために1発、そして残りは俺だ」
静かに微笑んで、何も言わずうなずく不二子。目をうるませるルパン。「あの世ではきっと・・・。」
ルパン、かっこよすぎ。普段はふざけててもかんじんな時には、シリアスでキザにキメるのよね、ルパンは。
ルパンと二人で死ねることを、幸せと感じているような不二子の穏やかな表情を見ていると、本当に不二子はルパンを愛しているんだなあとわかります。

差し出した不二子の手をルパンが握る。私はここがすごく好きです。不二子のためらうような指の動きには、言葉では言い表せない複雑な女の想いが表されてるし、引きかけた不二子の手をがっしりと握ったルパンの両手からは、最後にしっかりとお互いの気持ちを確認したい男心が感じられるし。

と、そこに下りてきたロープと赤いバラ。ロープの先には気球に乗った次元と五右エ門。いいとこ邪魔して〜(笑)じゃなかった助けに来てくれたのね、やっと。

ヘスが気球を撃ち落とそうとした時、気球が裏返りそこには総統の似顔絵が。五右エ門はこれを描いてたのか。まさか五右エ門に似顔絵の才能があったとは。でもこれ少なくとも両面、できれば四方に描かないといけないんじゃない?今回たまたま裏返ったからいいけど(^_^;)。

どこか静かな山奥のアジト(?)。パジャマ姿ルパンの車椅子を押している不二子。まだ同じ服着てるぞ、腕が破れてるのにっ!次元か五右エ門買ってきてあげてよね、不二子ちゃんは静養中なんだから。まったく気が利かないわねえ(笑)。
「ふ〜じこちゃん腕の傷はもうだいじょうぶなのかい」「チョコっと傷口見せてごらん」
と胸元を覗き込むルパン。腕の傷を胸から見るお約束(笑)。そして結局最後はいつも通りのルパンなのでした。

今回はあらすじ書いてるだけになっちゃいました、ごめんなさい。あらすじないとわかりにくい話だし、感想が”かっこいい”しか浮かばないんです・・・。語彙が少なくてほんとお恥ずかしい(~_~;)。

新ルの中でも特に好きな話です。理由はもちろん不二子さまがすばらしいから(^.^)。不二子が好きじゃない方には、一度見てほしい話です。
この話のタイトル「追いつめられた二人」とかにして欲しかったなあ。もちろんルパンはかっこよかったけど、それ以上に不二子が良かったですもん。
普段裏切ってるからこそ、こういう一途な姿には胸を打たれます。そしてこういう姿を見てるからこそ、いくらルパンを裏切っても許せるんです。ルパンだって女にここまでされたら、後はどんな裏切りだって許してしまうのも当然。

銭形警部の「死ぬなルパンわしが捕まえるまで」「やったなルパンさすがだぜ」も良かったな。ルパンの無事を誰より祈ってるのは、実はこの人なのかもね。


back top next

女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理