第31話 白夜に向かって撃て


窓から双眼鏡を覗くルパンたちの前で、アニタとラチカの双子の姉妹が空中戦を繰り広げる。お互い背中は撃たないという条件らしい。両機とも墜落し、その後は地上で争う二人。その間に割って入った五右エ門たち。
次「それ以上やったら俺が黙っちゃいねえぞ」五「二人ともそこへ直れ」
と、20億クローネ目当てに兄弟げんかに口を出してるくせに、なんかえらそーな三人。

ルパンはラチカに近づき、自分が手を貸すと提案する。一方アニタは白毛という男と手を組むことにする。 白毛、なぜあんな道の上でロッキングチェアーに座ってんの?(笑)。
立ち聞きがばれてドア越しにナイフを投げられ、危機一髪だった次元(つーか物音立てるなんてプロ失格(ーー;))は、白毛のすごさを訴えルパンに手を引くよう忠告する。
白毛がすごいと言うより、次元の立ち聞きが下手なんだよ(笑)。しかも背中とパンツ丸出しで気が付かないなんて・・・。だいたいドアにスーツの生地張り付いてたじゃん。でもこういう次元もいいよね^^;。

実は白毛はルパンの変装だった。アニタとラチカを騙して呼び出し、二人の背中を写真に取ることに成功する。あの白毛とルパンが半々になっている衣装、ルパンが作ったのかな(・・;)。
背中を撃たないという条件は、こういう理由だったわけね。だったら空中戦は不向きじゃないの?飛行機が爆発とかすれば、背中に火傷を負う可能性は充分にあるんだし。もし海に落ちて死んだりしたら、遺体を早く見つけないと背中の地図が判別できなくなるしさ。なんか、不必要に派手な戦いだよね(笑)。

次元は今回の作戦知らされてなかったのね。ルパンは次元を誰よりも信頼してるはずなのに、時々こういうことするんだよね〜。結局次元は、アニタを信用させるダシに使われちゃったのか。かわいそうなお方。(^_^;)

ルパンを追おうとしたアニタとラチカの前に不二子ちゃん登場!(^^)二人が仲直りすることを条件に、自分が手を貸すと提案する。そしてゲオルグという男を連れていた。

アニタとラチカの背中の写真を現像したルパンたち。背中には宝の地図の入れ墨が描かれていた。
二人の父親は、かつてバイキングの宝を発見した。そしてある科学者に特殊な光線を出す装置を作らせ、特定の期間だけ絵柄が浮き出すようにして、二人の背中に地図を残した、らしい。
写真の地図をもとに、さっそく小島に向かった3人。

あんな間近の潜望鏡を、全く気に留めないルパン。どう見ても、ルパンたちを見張ってるとしか思えないのに・・・。
一方ボートを走らせるアニタとラチカとゲオルグ、そして不二子。

お宝掘りに励むルパンたち。この話をルパンに持ちかけたのはゲオルグで、彼があの装置を作った科学者だった。「二人を仲直りさせること」という条件を果たす気のないルパンに怒る五右エ門・次元。
一方、時間が来てアニタとラチカの背中に地図が浮き出た、がいったん消え全く別の地図が現れる。本当の地図はこの一瞬しか現れないものだった。宝は4等分することにした4人。

相変わらず掘っているルパン。島の前を不二子たちのボートが通る。「ルパーン、これが本物の地図よー」と叫ぶ不二子に「やられたね、不二子」と笑うルパン、の前に銭形さんが現れていつものパターン(笑)。

しかし不二子は、あんなこと言っちゃっていいのかな。ゲオルグに裏切られたことを知って、ルパンが追いかけてくる可能性もあるのに。それとも「こういう時ルパンは潔くあきらめる」と確信してたのか?

あの4人は、本当に宝を4等分したんですかね?アニタとラチカ二人でもあれだけ揉めてたのに。でもゲオルグは装置を作る時にあの地図を見たはずだから、その気になれば独り占めできたはず。しかも本当の地図の秘密を知っていたのはゲオルグだけ。それをわざわざ二人に教えたんだから、そんなに悪い奴でもないのかな。
もしかしたら彼は、背中の地図のせいで双子が戦っていることに、心を痛めていたのかもしれないですね。あの装置を作ったことに責任を感じて、ルパンに「二人を仲直りさせること」を条件に宝をあげると約束した。でもルパンはお宝狙いで肝心の約束を果たす気がない事を知り、不二子と手を組んだ(不二子も双子に「仲直りすること」を条件に手を貸してるし)のかもしれない。顔に似合わず(笑)いい人なのかもね。
不二子も女は裏切らないはずだから、危ないのはやっぱりあの双子だ。不二子が無事お宝を手に入れてればいいんだけど・・・。



第32話 ルパンは二度死ぬ


いつものごとく警察に追われてる、犯罪者の自覚のない(笑)ルパンと次元。そして追いかけるパトカーには銭形警部、と警官姿の不二子ちゃん。この制服もなかなかお似合いでございます(^^)。
「銭形はそっくりさんなんだな」と現実逃避するルパン、かわいいですね。「峰不二子なんてどうせそんな女だ。平気で俺たちを売る女なんだよ」と相変わらず失礼極まりない次元(~_~;)。

「ピューマが狙ってるから警察に捕まった方が安全」とルパンに呼びかける不二子。そういうことなのね〜。でもそんな重要なこと、スピーカーで堂々と発表していいの?(笑)。

ルパン車に装備されてるパソコンが時代を感じさせます(笑)。ピューマは顔も知れない要人暗殺のプロらしい。
ル「そんな奴に狙われたんじゃ夜もおちおち眠れないからな・・起ーきてよっと」
これってルパンの名ゼリフの一つだと思います。ルパンらしくてかっこいいですね〜。山田さんのシリアスとギャグの演技の落差が良いんですよね〜。

五右エ門がヘリ運転してる〜、しかも片手には斬鉄剣を手放さず。
ルパンに「お前がピューマだったら」と聞かれ、「だって俺はピューマじゃないもん」と答える次元カワイイ(笑)。あ、今度は五右エ門モーターボートを運転してる。
ピューマが狙うのはターゲットだけで、その仲間はどんなにターゲットをかばおうとしていても、一切傷つけないようだ。律儀というか真面目というか(笑)。

葬儀屋に棺桶と墓石を注文するルパン。一人でカタをつける、とルパンがクローゼットを開けると、カラフルな上着が何着も!派手好きですね〜、まだピンクは持ってないみたいだけど(笑)。

ピューマ、誰にも顔を知られたくないから依頼人も殺すって、そんなことしたらそのうち誰も依頼しなくなると思うんだけど。殺し屋失業したら他に就く職業なさそうだよね、ピューマって。顔を知られないように依頼を受ける方法なんて、いくらでもあると思うんだけどねえ。

土の中から出てきたピューマ、この前に一人で地道に穴掘ってたのかと思うと笑える。穴の中に入った後、どうやって自分を頭まで埋めたんだろ?

ピューマに撃たれ海に落ちていったルパンを引き上げた次・五。「もう手の施しようがない」と宣告され「ルパンが死ぬわけがあるか」と駄々こねる次元を、「人は誰でも死ぬものです」と普通に諭す(笑)医者。

悲しみのあまり大声で叫び、それぞれマグナムぶっ放し斬鉄剣ふりまわす二人。感情を抑え静かに悲しむタイプかと思いきや、なかなかどうして二人ともラテン系、感情爆発させまくり。周りにあんなに一般人がいるのに、お構いなしだよ・・・。

銭形さんにとってルパンは「生きがい」で「最愛の友」だったんですねえ。そして銭形さん、ピューマへの怒りのあまりやはり拳銃を乱射!!ルパン、みんなから激しく愛されてるのね〜(笑)。

「ルパン三世ここに眠る峰不二子への愛とともに   なあんちゃって」
これ最高!!お茶目な葬儀屋だ。絶対わざとだな(笑)。しかしルパンは、よほどこの葬儀屋を信頼してるんですねえ。だってこの人がドジったり裏切ったりすれば今回の計画は台無しだもん。

ルパンは葬儀屋に、不二子にだけこの事を教えるように言っておいたんですね。もし不二子がルパンの後追いなんてしちゃったら、まさにロミオとジュリエット(男女逆だけど)だもんね。さすがルパンはちゃんと配慮してますねえ。でも、もし次元や五右エ門がルパンの後を追ったりしたらどうするつもりだったの?ルパンには「自分が死んでもあの二人は絶対後を追ったりしない」という確証があったんだろうか?

ところで警察に協力しているとはいえ、何故に不二子は警察の制服着てるんでしょうね。別に警官になったわけじゃないのにさ。単なるコスプレ?

ルパンも過去に手を組んだ相手を裏切ったりしてたんですねえ。そりゃ不二子を許すわけだ。このタイガーさん、ちょっとかわいそうかも・・・。
最後はわりとあっさり死んでしまったピューマ。たいしたことない奴だったんじゃって気もする(笑)。

この話大好きです(^。^)。ルパンはどんな窮地に追い込まれても、どこか飄々として余裕があるところが魅力だと思うんです。おびえて冗談の一つも言えないルパンなんてルパンじゃないもん。その点今話は「起きてよっと」等のギャグが、ルパンのかっこよさを引き立ててると思います。
それに『ルパンの死に大泣きする次元と五右エ門』の感動のシーンも、引いてみると観光客が呆れて見てたりとか、「なあんちゃって」とか、ストーリー自体シリアスとユーモアのバランスがすごくいいんですよ〜。
それにしても次元,五右エ門,銭形さんがあんなに熱い男だったとは思わなかったなあ(笑)。

ところで、もし本当にルパンが殺されたらどうなると思いますか?これは私の勝手な想像ですけど、まず銭形警部はルパンを殺した奴を逮捕しようとするでしょうね。そしてその後警官を辞めるでしょう。
次元はルパンを殺した相手に、命を賭けて復讐すると思う。それで自分も命を落としたとしても、それが本望だと満足して死んでいくと思います。もし、敵を殺しても次元が生きてた場合、次元は相棒を持たず一匹狼として裏の世界で生きていくと思います。ルパンの後追いはしないと思う。彼は自殺と言う道は選ばないと思うから。
五右エ門も次元と同じように敵に復讐するでしょう。そして生き残ったとしたら、五右エ門は泥棒家業からは足を洗って、修行に生きていくように思います。ルパンを守れなかった事、ルパンを倒したのが自分ではなかった事を悔やんで、ルパン以上の強さを身に着けようとすると思う。
不二子はルパンと共に死ぬ事を望むでしょうね。それがルパンを永遠に自分のものにする唯一の方法だもん。でも一緒に死ぬ事が叶わなかった場合は、後を追おうとすると思う。あ〜、でもその前に復讐に参加するかな。
ただ、次元・五右エ門が生きていた場合、不二子が後を追うのを二人は止めさせると思います。二人とも、ルパンは不二子が死ぬ事を望んでないと考えてるだろうし、それ以上仲間を失う事は、二人にとってこの上なくつらいことだろうし。不二子がどんなに望んでも、死なせないでしょうね。もちろんただ引き止めるだけじゃなくて、ちゃんとケアするはずだと思います。



第33話 オリオンの王冠は誰のもの


“オリオンの王冠”の競売に集まった宝石密輸業者たち。ルパンは鑑定士に化けて潜入。次元と五右エ門は、王冠を盗みこの競売を開いたジャガーと、密輸業者タツマキの用心棒にそれぞれ納まっている。不二子も別行動で競売に参加していた。

“キラー”と呼ばれてる次元、“新入り”と呼ばれてる五右エ門。二人ともルパン痛めつけまくり。特に五右エ門なんて水槽に・・・。日頃の恨みがたまりまくってたんだろうな(笑)。

不二子のセリかっこいいですねえ(^^)。そりゃルパンも褒めるわ。結局王冠はタツマキが競り落とし、後日取引が行われることになる。
ル「リメンバー覚えてろ」って何じゃ?
お互い探りを入れあい、どう出し抜くか様子を見るルパンと不二子。こういう二人って大好き(^o^)。

人目を避けて次元と打ち合わせするために、床屋に変装しているルパン。この店普段はどうしてるの?本物の店主縛り上げてるのか?もし一般の客が入ってきたらどうするつもり?

ジャガーとタツマキの取引現場に潜入しようとしたが、警察に踏み込まれルパンピーンチ!そこでルパンを助けた不二子。「いつも助けてもらってるから、たまには私も助けようと思っただけ」義理堅いですなあ、珍しく(笑)。「分け前は7:3よ」不二子といえばこのセリフよね(^_^;)。

お宝に手を出したところを見事見つかるルパンと不二子。ってすぐそばにジャガーたちがいるのに、あの場でアタッシェケース開けて中身確認してたらばれるっつーの(-_-;)。 不二子にも内緒で20万ドルちょろまかそうとしていたルパン。あんな札束胸に隠してたら、胸が不自然にふくらむでしょーが。わざわざそこを狙ってどうするんだ、ジャガー。

また床屋に変装してるルパン。この店ってルパン所有なのかしらん。この計画のために床屋を建てたのか? それにしてもあんな犬が「キャンキャン」と鳴きながら入ってきたのに、全く気にしないってどういうこと?首輪にわかりやす〜いマイクもついてるのに・・・。

次元はジャガー、五右エ門はタツマキに、お互い仲直りし取引を再開するよう提案する。しかしただの取引ではなく、相手に偽物を渡して出し抜けと焚きつける。
新入りがあんなえらそうに、そんなこと口出しできるんだろうか?しかもルパン床屋に行くため見張りをまいた直後なのに・・・。普通疑わないか〜?
「(偽物を渡して)ばれた時にはどうするんだ?」 次「いやあそんなこと気にしない気にしない」なんて一休さんみたいな事言われて、普通乗るか?そんな話。

ジャガーとタツマキが偽物を準備して再取引をする。そこにルパン鑑定士が現れ、王冠と札束それぞれが偽物であることをばらし、両組織は対決!そのスキにルパンは抜け出し、本物の王冠と現金を盗みに行く、がどちらも何者かに盗み出された後だった。
そんなに悪い奴でもないのに、次元にぼこぼこに殴られたタツマキちょっとかわいそう。普段たまってるストレスをタツマキにぶつけてないか、次元(笑)。

見事ルパンを出し抜いて、本物の王冠と現金を手に入れた不二子。と思ったら銭形警部が追ってくる。不二子のボートをひっくり返すなんてちょっとやりすぎだよね、それも犬ごと。許せ〜ん(怒)。だいたいあんなに不二子のボートの近くに寄ればルパンが乗ってないことわかるはず。それが「ルパンのやつがきっと出てくる」って、新ルの銭形さんっておかしいというか、ただドジなだけじゃなくてなんかパラノイアっぽいっていうか。幻覚見えてたりするし、かなりヤバイ人だよ。

それにしても、犬が泳いでるのルパンと不二子は気づかないのだろうか?結局あの犬と王冠はどうなったんでしょうね。せっかくルパンたちを出し抜いたはずなのに、あと1歩のところで〜。惜しかったですね、次こそがんばれ不二子さまっ!

私は“ルパンに海に引きずり込まれる五右エ門”のシーンがツボ。仲の良い兄弟って感じしませんか(笑)。それと、大人しく床屋の椅子に並んで座る次元と五右エ門もかわいいですね(^。^)。本編と関係ないとこばっかり目がいっちゃうなあ、この話。



第34話 吸血鬼になったルパン


発見された2000年前の棺、中には黄金のマリア像を抱いた美女がいた。その女は2000年の間仮死状態で眠っていたらしい。

マリア像を狙うルパンに反対する次元と五右エ門。占いで行動を決めるガンマンと侍・・・なんかやだ(笑)。二人ともけっこう迷信深いんだよね〜。
でも結局二人はルパンの後をつけていた。「いんちき占い」なんて失礼なこと言われたのに、ルパンが心配なのよね、二人とも。

警備の銭形警部が目を離した隙にマリア像を盗み出したルパン。が、そこに狼が現れマリア像を奪っていく。狼を追跡したルパンは無人の馬車に追突。棺の中にはあの女、カミーラが。
ル「聖母マリアそっくりのかわいこチャン」マリアってそういう顏だろうか、本物のマリアを見たことあるような言い方だね。
実はカミーラは吸血鬼だった。彼女に噛まれたルパンも吸血鬼になった、って吸血鬼になるといきなり牙が生えるものなの?

ルパンたちを追って平來村にたどりついた次元と五右エ門。二人の前に現れた謎の男が「この村でキリストが死んだ」という伝説を二人に教える。五右エ門がこの男に斬りかかると、なんと不二子の変装。
どうやって不二子があの男になってたの?この男167cmあるようには見えないぞ。斬ったとたんに背が伸びてる(笑)。いくらなんでも無理がありすぎたよ〜。
このシーンってなんか意味あるんですかね、普通に「不二子が登場して二人と出会って伝説を話す」でいいじゃないですか。訳分からない。あの歌も何の関係もなさそうだし・・・???
しかも下着姿にされたのに「さすがは五右エ門ね」なんて余裕の態度で、恥ずかしがりもしない不二子。「別に見られてもいいわ、この二人はどーでもいいから」ってことなのか?(笑)。12話で五右エ門にパンツをのぞかれた時はかなり怒ってたのに。

それにしても、不二子さまはかわいい下着を着けてますね。いや、やはり同じ女として気になりますよ〜(笑)。それに下着って、製作側の不二子に対する解釈が表れてると箇所だと思うんです。
新ル不二子はかわいくて清楚な下着が多いです、色も白とかピンクの淡い色が多い。で、キャラ的にもセクシーだけど純情な面もあって、ガードも固いじゃないですか、新ル不二子は。
これがパースリになるとなぜか水色の☆柄パンツなんてはいてる(もちろん19話)。次元も驚いただろうな(笑)。パースリの不二子は、どちらかと言えばサバサバしたキャラですよね。
そしてテレスペになると、どんどんお色気の部分が強調されがちになってきてます。『アルカトラズコネクション』では、レースをあしらった紫色の下着をご着用でしたからね〜(~_~;)。

ちょっと話がそれましたm(__)m。
窓ににんにく吊るしまくってる次元と不二子。いったいあのにんにくはどっから調達してきたんだろ。それに都合よくあんな山小屋があったよね、電気も通ってるし(笑)。
ルパンが鍵がかかってない(らしい)ドアから山小屋に侵入して、不二子をさらって逃げてしまう。大の男が二人もついててあっさり連れ去られるって・・・情けない(ーー;)。

カミーラはルパンに自分の生い立ちを話す。キリストと双子として生まれ、生まれつきの吸血鬼だったため捨てられた、らしい。でも、なんで生まれたばかりで吸血鬼だってわかったの?牙があったからって吸血鬼ってことだったのか?

変装して小船で城へ向かう五右エ門。どっからあの衣装持ってきたんだろ。
「吸血族の真夜中の舞踏会」って言う割にはただ踊ってるだけ。もっとすごいと思ったのに(笑)。妙な二人組が踊りながら現れた、と思ったら次元と五右エ門。
「十字架もにんにくも効かなかった」からルパンは吸血鬼じゃないと言う次元。さっきは「奴は完全な吸血鬼だ」って言ってたくせにな〜(笑)。大体それって言い伝えであって、本当に実験して確かめたわけじゃないんだし、もしかしたら本当の吸血鬼には十字架もにんにくも効かないかもしれないじゃん。

吸血鬼は鏡に映らない、という簡単な理由であっさり正体がばれたルパンたち。不二子は助け出すが銃も斬鉄剣も吸血鬼にはかなわない。崖に追い詰められたところでにんにくを投げつけた次元。続けて五右エ門が斬鉄剣とさやを十字架にして投げつけると、雷が落ちて吸血族たちは焼け死にそのまま消えた。21話といい今回といい斬鉄剣は雷が落ちやすいらしい。雨の日に抜く時は要注意だね、五右エ門。
てこずった割には、結局にんにくと十字架でどうにかなっちゃいましたね(笑)、あっけなさすぎ。

「ルパン特製吸血鬼用襟巻き」なんて一生に一度出番があればいいほうだよねえ。そんなの作るよりもっと他に発明する物あるような気がするけど(笑)。あ、ルパン家は少なくとも13世まで続くはずだから、そのうちまた使う日も来るのかも。時々出てくる発明品は、ルパン家に代々伝わっていくのでしょう。
結局ルパンはマリア像を教会に返したので、今回の不二子は災難ばかりで何の得もなかったですね〜、かわいそう。次元と五右エ門は不二子の下着姿が見れたのでうれしかったろうけどさ(笑)。



第35話 ゴリラギャングを追っかけろ


アフリカ。あるパーティーに出席?しているルパン・次元。別口で不二子もおり、手を組むことになる。ルパンたちの狙いはロックフンド夫人の持つ黒真珠。銭形警部が警備を担当していた。

不二子の衣装あれなに?アフリカ風って事なのか?髪形まで違う。しかもあのトップスにあのスカート・・・柄といい色といい間違ってるよ〜。趣味悪いを通り越してる・・・(ーー;)。
カウンターにルパンと次元がいつものカッコで座ってるのに、銭形さんはなぜ気づかないわけ?
突然3匹のゴリラがパーティー会場に乱入。銭形さんゴリラにキスされまくってます。ルパンいわく「仲間と間違えちゃってる」そういうあなたもモンキー面(笑)。

1匹のゴリラが黒真珠を手に取る。それを見て「ゴリラギャングだ」と驚くルパン。手に取っただけで盗むかどうかわからないのに(結局盗んだけど)、何故決めつけるの?それにこれって「ギャング」って言うほどのものか〜?辞書によると【ギャング=ピストルなどを持った強盗(団)】〔新明解国語辞典〕。このゴリラたちはな〜んか違うと思うんだけどな・・・。

ゴリラを追いかけるルパンと次元。あんな派手な車をゴリラが運転してたら、目立ってしょうがないと思うんだけど(~_~;)、犯罪向きの車じゃないよね。「ゴリラが運転してるぜ」と素直に驚くルパン、なんか笑える。拳銃を構えてるのに撃たない次元。いつもどおりさっさとタイヤを撃ち抜けばいいのに・・・。
結局ゴリラのドライビングテクニックが上で、逃げられるルパンたち。君らゴリラ以下なのか・・・。

不二子はパーティーを開いてゴリラギャングをおびき出すことを提案。「“ぱーてー”など性に合わん」と下りる五右エ門。
ルパンに提供させた宝石を飾った金髪不二子、ほんときれいですねえ(^。^)。次元が「銭形のとっつぁんが来たぞ」って言ったタイミング、ぜったいわざとだな(笑)。
次元のあんなバレバレの変装に気づかない銭形。やはりルパンしか見えてないんだな。。。変装ルパンの演技がいい味出してて好き。

下りると言ったくせに、やっぱり気になるらしく会場の外で見張ってる五右エ門、なんていいやつなんだ(涙)。
「ゴリラのどたまを打ち抜いてやるぜ」動物愛護協会からしかられますよ、次元さん(笑)。だいたい、だったらなんで前回は撃たなかったのよ?

ルパン達が開いたパーティーにやはり3匹のゴリラが現れ、宝石ごと不二子をさらっていく。銭形さん、ゴリラに「逮捕する!」って、あんた(笑)。
ゴリラの車を撃とうとする次元を制して、五「撃つな!不二子がいる」。やさしい〜(*^。^*)五右エ門、あんたほんといいやつだぁ。

ル「奴ら工場の裏門へ向かったぜ」のあとの絵って、五右エ門じゃなくて不二子がいるように見えるんですけど?不二子の髪もワンシーン茶色になってまた金髪に戻ります^_^;。
森の中で犯人たちのアジトを発見したルパンたち。

なるほど本物のゴリラは1匹だけで後は人間の着ぐるみ。銭形さんにキスしてたゴリラが本物なんですね〜。
でも何で本物を入れておく必要があるんだろ。いくら着ぐるみが精巧にできていても、本物と並べばバレる可能性が高くなると思うんですけど。それに本物のゴリラがどんな行動取るかコントロールできないから危険だし。何のメリットもないぞ。

せっかく番犬が鳴いてるのに、異変に気づかないバカな犯人。番犬飼ってる意味ないぞ。ここ、ワンシーンだけロープが4本出てるように見えるんですけどねえ。
あ〜らら裏切ってたのね、不二子ちゃん、次元の予感的中。不二子がゴリラギャングのボスだった。
たった3本の木で簡単に浮かび上がる丸太小屋。もっとしっかり作っとけよ・・・。

次「こいつはな詐欺師だ」って、言ってるあなたは泥棒(笑)。今回は次元すごい怒り様ですね〜。今回の裏切りはそんなにたいしたことないし、「不二子のやつがまた裏切ったら」って予測してたのに。お宝とゴリラのことばっかで、不二子のこと全然心配してなかったくせに・・・。不二子の手首つかんで、こんな激しい次元も珍しい。
一方五右エ門。かなり不二子のこと心配してたのを裏切られたのに、特に怒ってる様子無し。なんか大人しすぎる。ゴリラに変装して盗むというあまりに妙な手口に呆れて、怒る気も失せたのか(-_-)。

しかし『人間にゴリラの扮装をさせて宝石を強奪する』って、盗みの手口として優れてるとはとても思えないですよ。確かに面割れしにくいけど、いくらアフリカでも街中をゴリラがうろついてたら、かなり目立ってそれだけで警察に通報されかねないじゃん。それにゴリラだと気軽に(って表現もなんですが)射殺されちゃう可能性が高いし、かなりリスキーですよ。不二子さまも妙な手口を思いつきますねえ。

今日のルパンは不二子に甘いですね〜もうメロメロ。セクハラ入ってます(笑)。ま、あれだけ美しい不二子を見ちゃったら、甘くなるのも当然ですけどね。ルパンとは逆に「裏切り者なんかほっとけ」と、超ご機嫌斜めの次元がちとカワイイ(笑)。
何気に逆さまに飛ばされてる次元がお茶目。パラシュート開くのも一人だけ妙に遅いのが笑えます。
宝石が地上に零れ落ちても全く反応しない五右エ門、悟りの境地か。でもあれ、後で拾いにいけばいいんじゃないの?落ちた場所はわかってるんだし。先に銭形さんたちに回収されちゃう可能性もあるけどね。

今回のように『組んでたと思ったら不二子が裏切ってた』パターンの話って、不二子らしくて好きです(前々話のように最初から別行動なのは裏切りとは違います)。時々不二子が裏切ってくれないと刺激がなくてつまんないでしょ、3人とも(~_~;)。ルも五も大して怒ってなかったしさ〜、って次元は荒れてたけど(汗)。
不二子の手下になってた二人の男はどうなったんでしょうね?着ぐるみかぶったままの運転で、ルパンたちとカーチェイスして逃げ切ったんだから、大したものですよ。せっかくのドライビングテクニックを生かす職業に就いたほうが儲かると思うよ。
今回宝石は盗れない上に、着ぐるみ代はじめ経費がかなりかかったと思うので、不二子はかなりの赤字でしょうなあ。この損を取り返せるようにがんばってくださいませ。



第36話 月影城の秘密をあばけ


月影城なる城に向かっているルパン・次元・五右エ門。いきなり風魔忍者に襲われ、どうにか逃げ出し城にたどり着く。
この月影城を建てたくらなりという金持ちは、城の謎を解いた者に財宝をやると言い残し死んだ。で、五右エ門は財宝の一つ「名刀月影丸」が欲しいらしい。次元はこの仕事に気乗りしてないご様子。
通りかかった茶の湯の師匠を見て、次「いやあ、すげえべっぴんだ」。そうかなあ?そんな美人に見えないけど。それより“怪しげ”な感じが強い。ルパン、あの手のタイプに弱いのは五右エ門じゃくて、次元だと思うよ(笑)。

城の掛け軸には『大木が太陽を貫く時 背後の山に月は沈む』と書いてあり、それが財宝につながる暗号らしい。「宿に帰って寝てるぜ」ってまだ昼間だよ、次元。それともお昼寝して夜遊びするつもり?
茶の湯の師匠は実は風魔忍者だった。さすがは次元が気に入った女、裏がある(笑)。
一人で宿に帰ろうとした次元が、風魔の目潰しをくらい目が見えなくなる。目潰しって目だけじゃなくて、目の周りも赤くなるんですかね、これじゃピンクパンダだ(笑)。
またもや風魔に襲われ逃げ出し、宿に戻った3人を部屋で待っていたのは・・・不二子ちゃん(^^)。

ふと向かいのビルのネオンを見て暗号の謎が解けたルパン。ル・五・不は、暗号の示す場所にある鬼門櫓へ向う。櫓の中には古ぼけた時計があり、接着剤で針が『8時29分42秒』に固定してあった。これが財宝のありかを解く鍵らしい。
電卓片手に色々計算してみるルパンだが、謎は解けない。と、目に包帯を巻き布団に寝ていた次元が、何かの順番ではないかと言い出す。

それにしても五右エ門わがままですねー。自分では謎解きをせず(居眠りしてた)、ルパンをさんざん責めた挙句「今日にもここを引き上げよう」と切れる始末。なのにルパンはここまで言われても怒るどころか、「月影丸はきっとお前のものにしてやっかんな」と逆にやる気を出す始末。ほんと五右エ門に甘いですねえ(-.-)。
ルパンが男にこれほど甘いってあんまりないよね。ほんとに五右エ門のことがかわいいのね(笑)。

不「次元、気分はどう?病院は行ったの?」
次「いや、しかしもういいんだ」
次元は大人だねえ。それともル・五の薄情ぶりにすっかりあきらめたのか(^_^;)。もしルパンと次元の立場が逆だったら、きっとルパンは「不二子聞いてくれよ〜、次元も五右エ門も冷たいんだぜ。まったく友達がいのないやつらだ」とかさんざんグチって、最後は「だから不〜二子ちゃん、なぐさめてちょーだい」とか言い出すと思う(笑)。

不二子は次元に、病院まで付き添って行くと申し出る。しかし五右エ門は「風魔の目潰しだ、今日にもよくなるだろう」と冷たい。ルパンはちゃっかり「俺もいっしょに」と言い出すが、不二子に時計の謎を解いているよう怒られる。
不二子に肩を借り、部屋を出る次元。めずらしく「すまんな不二子」と素直に感謝の言葉を口にする。そりゃルパンと五右エ門があんなに冷たいんだもん、不二子の優しさがよっぽどうれしかったんだろうな〜。
ル「俺だって不二子ちゃんに介抱されてーよ」。ちょっとは次元の心配してあげようよ、ルパンも五右エ門も・・・。

次元がさらわれ風魔に人質に取られたと、血相変えて戻ってきた不二子。風魔は、城の謎と交換に次元を返すと不二子に言ったとのこと。しかし城の謎はまだ解けておらず、悩むルパンたち。

そこにルパンを捜して銭形警部登場。銭形が「犬も歩けば棒に当たる」と言ったのを聞いて謎が解けたルパン。喜ぶルパンに、銭形は今仲間になっている女は誰なのかとたずねる。もちろん不二子だとの答えに、銭「不二子は東京で若いハンサムな男と、デレデレとデートしておったぞ」。デレデレとは失礼な(笑)。どうせ不二子さまのこと、お仕事でしょ(^_^;)。

不二子は偽物だった。正体は風魔忍者の頭領・風魔忍(最初に出てきた茶の湯の師匠ね)。
しかし今回次元はしょうがないとして、何故不二子が偽者だと気づかなかったの?ルパン&五右エ門。いくら姿形や声がそっくりだって、あれだけ偽者といっしょにいたら気づくと思うんだけど。行動パターンとか話がかみあわないとかさ〜。ルパンらしくないなあ、まったく情けないっ!
風魔忍は次元の命を助けたいのなら、自分の言うとおりにするようにと言い残して消える。

そして朝、指定場所。ルパンは時計の謎(時計の数字はいろは歌の文字の順番を表している)を忍に説明する。宝の隠し場所は城の天守閣のしゃちほこだった。二つのしゃちのうちどちらに宝があるのかと訊ねる忍。ルパンは次元を解放させた上で、左のしゃちだと教える。

夜。城で張り込む銭形。空中で忍者らしく(笑)凧にのって戦う忍と五右エ門。しかし五右エ門の凧の糸が切られてしまい、ルパンは自ら風魔と戦うことにする。
あんなことで場所を離れては張り込み失格だよ、銭形さん。いつもは次元なんかほっといて、ルパンを追いかけるのに。

ルパンに教えられたように左側のしゃちを奪った風魔。が、財宝が隠されているのは実は右のしゃち。ルパンはわざと風魔に嘘を教えたのだった。
風魔もちゃんと中身を確認してから、しゃちを持っていかなきゃ。おそらく裏の世界には「ルパンは頭が良く抜け目のない男」という評判が流れてるはずだし、風魔一族だってそれぐらい知ってると思うんだけど。どうしてルパンをそんなに信用する?(笑)。

ルパンがしゃちの尾をひねると、中から小判が流れ出す。財宝ゲット〜!とおもいきや小判が溢れ出して、落ちた先は次元を追っかけていた銭形の体の上。そんなことはお構い無しに、月影丸を手に入れてご満悦の五右エ門。五右エ門、ほんとに自己中なのね・・・(-_-;)。
警察に包囲されたルパンと五右エ門を笑顔で助ける次元。あれだけ二人に冷たくされて、人間不信になったりしなかったのかな(笑)。

今回不二子は出番なし。しかし、あそこまで不二子そっくりに化けた風魔忍、お見事。いろいろ不二子について研究を重ねて努力したことでしょう。胸が足りない分はパッド入れたりとかもしたんだろう(笑)。

次元が人質になったというのも珍しいですね〜。さすがの次元も目が見えない状態では、しょうがないですね。縛られて目隠しされてる間「友情とは」「仲間とは」についてつい考えたくなったんじゃないか(笑)。今回の五右エ門の自分勝手ぶりは、ちょっとひどすぎます。

次元は病院に行ったら、病状をなんて説明するつもりだったんでしょうか。ちゃんと「風魔忍者の目潰しにやられました」って言うのかな、言われた医者も困ると思うんだけど(笑)。その辺考えると、医者に連れて行かなかったルパンと五右エ門は正解なのかもね。



第37話 ジンギスカンの埋蔵金


今回ルパンたちが狙うのはジンギスカンの埋蔵金。そのありかを書いた地図が、ジンギスカン一族に伝わる『双頭の黄金獅子像』に隠されているらしい。
次「埋蔵金を探し出せば俺たちは一躍億万長者」今でも億万長者だと思いますよ〜、十分すぎるほどに(笑)。いったい次元は億万長者になって何をしたいんでしょうね?
五右エ門はご先祖の墓参りのため、モンゴルには同行せず。
五「黄金の土産を楽しみに待っておるぞ」 ル「まかしといてよ」
どうやら仕事に参加しなくても、分け前はもらえるようですね、さっすがルパン太っ腹。じゃあ欠席の多い五右エ門はお得ってことかしら(笑)。

ルパンと次元が乗った飛行機を見送る五右エ門の前に、今回仕事に呼ばれなかった不二子登場。ルパンも、あえて不二子を外すことがあるんですね。どうしても今回の仕事は邪魔されたくないってことなのでしょうか。
今回の仕事はあきらめろと諭す五右エ門に、不二子は源義経の埋蔵金を手に入れると宣言する。

モンゴルのジンギスカン城。ルパンから「獅子像を頂く」との予告状があったため、銭形警部が警備に当たっていた。獅子像の持ち主ジンギスカン(もちろん当代の)と入れ替わり、像を懐に入れ部屋を出て喜ぶルパン。
が、ドアの外は護送車の中。見事銭形の策略にひっかかり、そのままモンゴル刑務所直行になってしまう。いつも銭形さんはルパンを日本へ護送しようとするのに、今回は違うんですね。それに裁判もしないで刑務所直行ってのも違うと思うけど・・。

五右エ門の祖先の墓も義経の埋蔵金も、偶然にも岩手県の平泉。義経が埋蔵金を沈めたという伝説の竜神沼に潜る不二子。おみ足むき出しのダイビングスーツ、寒くないの?五右エ門へのサービスか?(笑)。そんな二人を陰から謎の僧侶が見ていた。
不二子と五右エ門って、泥棒やるのになかなか良いコンビだと思いますよ〜。お互いの弱点をうまく補い合えそうだし。ま、あくまで不二子が裏切らなければの話ですけどね(笑)。

護送車を爆発させて脱出したルパン。タバコと導火線の区別もつかないなんて、銭形さん老眼?(笑)しっかし、生きてて良かったですね、あれほどの爆発じゃ死んでると思う(笑)。
獅子像を持ってセスナで逃げるルパンを、と〜っても趣味の悪い(~_~;)プロペラ機で追いかけるジンギスカン。像には日本の平泉の地図が描かれていた。

不二子は竜神沼を探すが埋蔵金は見つからない。と、林に笛の音が流れる。音の方向へ向かった二人は白拍子姿の人物を見つけるが、逃げられる。

「ジンギスカン一族が来るべき世界征服の時のために開発した特殊兵器」(そんなに特殊とも思えないけど)に撃たれて、ルパンたちの乗ったセスナは墜落。ジンギスカン、たった一人でルパンを追いかけてくるなんて、あんな大きな城に住んでるのに家来はいないんだろうか。
ルと次はパラシュートで脱出、降りた先はパバロフスク空港。そのままジェット機を乗り逃げ!
ル「セスナだってボーイングだって翼があれば飛行機に変わりはねえ」ルパンらしい発想ですけど、乗りたくないですね(笑)。

白拍子を追いかけた五右エ門と不二子。追い詰めた寺で先ほどの住職に、白拍子は静御前の幽霊で、義経を待って幽霊になり埋蔵金を守っていると聞かされる。住職は、義経はモンゴルに渡ってジンギスカンになったとの伝説も二人に教える。

すっごく強引にジェット機を不時着させたルパンたち。その爆音と煙を追ってきた五右エ門と不二子と鉢合わせ。自分たちの探している埋蔵金が同じ物だと気づく。
何か思いついた五右エ門。静御前の幽霊を追い詰めてその正体を暴くとあの住職。五右エ門にしては、勘が鋭いですね〜(笑)。
この住職が埋蔵金を沼から引き上げたらしい。そして白拍子に変装して、沼に人が近づかないようにしていた。

そこにルパンを追ってきたジンギスカン登場。しかし次元と五右エ門であっさりとかたづける。ついでに地下への階段を発見。そのまま5時間も穴の中を進んだルパンたち。ようやく行き着いた先には黄金があった。
不「これで私たちは億万長者よ」次元と発想が一緒ね(笑)。ほ〜んと欲張りな二人。
いつの間に準備したのかちゃっかり袋を持ってたのね、ルパンたち。大喜びで黄金を袋詰め。なぜか五右エ門だけはつまんなそう。何がそんなに不満なの?、五右エ門。

そしてドアを開けると・・・銀行の店内。黄金があった部屋は銀行の金庫だった。行員が銀行強盗と思い、非常ベルを押すとなぜか銭形が駆けつける。お互い驚くルパンと銭形だけど、ルパンはパトカーを奪って逃亡。銭形はちょうど通りかかった住職の原チャリに二人乗り。
どうして岩手県の銀行強盗を銭形が逮捕しに来るのだ!まあ、銭形が平泉にいるのは良しとしましょう。ハイジャックしたあげくジェット機不時着ともなれば、ルパンたちの足取りは簡単につかめたでしょうから、モンゴルからまっすぐルパンを追いかけてきたんでしょう。
でも、銭形が駆けつけてくるのはあまりにも強引ですよ〜。それは岩手県警の仕事でしょうが。
それに、埋蔵金の隠し場所が銀行の金庫ってのもよくわからないです。住職が銀行に預けてたってことなのか?だったらあんな地下道作る必要ないですよね。無断で銀行の金庫に隠してたってことなら、あんなカウンターの真後ろの金庫、誰も入ったことないはずないし。誰か気づくでしょ。なんかあいまい(ーー;)。

なんかあまりにもオチが強引すぎますね、この話。ルパンに限らずこういう1話完結物って途中がおもしろくても、着地が悪いとすべて台無しになってしまいがちですもん。逆に途中に多少無理な部分があっても、オチがビシッと決まるとけっこう許せちゃいます。少なくとも私はそうですね〜。ル・次組と不・五組が別行動してたが、目的は同じだった、ってのはおもしろいと思うんですけど・・・残念。



第38話 ICPOの甘い罠


パリのICPO本部、銃の腕も冴え渡るヤル気満々の銭形警部。しかし、銭形さんに本物のルパンの心臓を撃つなんて真似が出来るとは思えないけどな、麻酔銃ならともかく。

そんな銭形が上司から告げられたのは、ルパン担当から外すという辞令。何とかもう一度チャンスを、と訴える銭形さんの前に現れたのは・・・不二子さま!不二子は、銭形警部に代わって自分がルパン担当の捜査官に任命されたと告げる。
不二子さま、正義に目覚めちゃったらしい(笑)。もちろん、今後警察は不二子に手を出さないという条件付きだけどね。
ピンクのワンピ姿の不二子、肩まわりがひきしまって、というかはっきりいってゴツイ(笑)。そりゃ体力勝負の泥棒稼業、鍛えてなきゃやってけないとは思うけど、でも、ちょっとねえ・・・^_^;。

花びらで「来る・来ない」をやりながら待つルパン。やっぱりしょっちゅう不二子にすっぽかされてるんだろうか(~_~;)。不二子が到着。ラブラブ〜なムードの二人。これじゃルパンも「何かあるな」ってわかるよね。もちろん警察が周りを包囲していた。そして不二子vsルパンのおっかけっこ開始!

容赦ない手口でルパンを追い詰める不二子。ルパンが心配でしょーがない銭形さん。もちろんルパンがあっさり捕まるわけはなく、姿を消してしまう。不二子は警察を引き連れルパンのアジトへGO。

アジト。やっと逃げてきたルパンになぜか冷たい次元と五右エ門。結局二人は逃げ出してしまう。ルパンの前に警察は歯が立たず、不二子自ら乗り出す。しかし警察側は不二子を利用しようとたくらんでいるらしい。不二子ってしょっちゅう利用されてるよね、いろんな人に(ーー;)

抜け道を使いアジトから外へ出たルパン、それを待ち構える不二子。ルパンを逮捕し警察に引き渡そうとしたところ、銭形警部がルパンをつれて逃亡する。
ルパンとのドライブにご機嫌な銭形。しかも「♪お手〜てつないで〜」を歌いながら・・・。そんなにルパンと二人きりがうれしいのか(笑)。
「こんなことしたら警察クビになっちまうぜ」とルパンは心配するが、クビどころじゃすまないと思うよ、こんなことしたら。犯人隠匿とか公務執行妨害とかよくわかんないけど(笑)、下手すりゃ共犯の罪に問われる可能性あるんじゃないの?

ヘリで追いかけて来た不二子、追われてるルパンに緊張感はゼロ^_^;。いろいろあって銭形さんは崖から海へまっさかさま。お互い銃口を向け合うルパンと不二子。
「ムダよ、あなたには私は撃てないわよ」
「じゃあ、不二子は俺を撃てるってのか」
「試してみる?」
「ああ、試してみたいね」
「女心をむやみに試したりするもんじゃないわ」
このやりとり、かっこい〜い(^.^)。私は映画とかでも「愛し合う男女が銃を向け合う」シーンが出てくると、やたらに喜んじゃうんですよ〜、好きだなあ、こういうの。
そしてルパンは不二子に撃たれ、その場に倒れる。

警察が準備した特別留置所に入れられたルパン。不二子の麻酔銃が効いており眠ったまま。そして警察ははじめから不二子をだまして、ルパンと一緒に逮捕するつもりだった。不二子も留置所に入れられてしまう。
すっごくうれしそうな銭形さん。ちょっとヤな感じ(笑)。

留置所の扉が閉められたとたん起き上がったルパン。今回のルパンと不二子の追いかけっこはお芝居で、すべてはこの留置場のどこかに隠されたダイヤを手に入れるためだった。
トイレに隠されたダイヤ。前に盗み出した男が飲み込んで隠していたってことは・・・。いくらでかくても私は欲しくないな、そのダイヤ(笑)。触るのもイヤだわ。

ルパン&不二子を特別機で護送する銭形。パイロットの後姿が黒髪でロンゲ、ってことは当然パイロット二人は次元と五右エ門。邪魔な銭形さんを飛行機から落としてダイヤとともに逃げた4人、めでたしめでたし。

この話、くり返して見るには向いてないですね。二人がお芝居してるってわかってて見ると、あんまりおもしろくないです、はっきり言って。裏に何かあるらしい事が匂わされてるのも、なんか中途半端だし。まあ、こういうどんでん返しの話だから、しょうがないですけどね。

ルパンと不二子が対決するっていうのは、良いアイディアだと思うんですけど。特に執拗にルパンを追う不二子がクールで良かった。銃を向け合った二人のやりとりがかっこよかったので、「お芝居だった」って言われると「な〜んだ」って感じになっちゃうんですよね。かっこいいセリフが多いのはさすが金子裕さんだなと感心です。

というわけで、今回もただあらすじ書いてるだけみたいになっちゃいました、ごめんなさい。でもツッコミ入れにくい話なので、ご勘弁をm(__)m。



第39話 香港の夜空にダイヤは消えた


香港。警官に変装し、宝石密輸の容疑で船を捜索し始めるルパン&次元。この船は香港の密輸組織のボスである「胡珍古」所有で、ルパンたちの狙いは取引される宝石。
船長の前で思いっきり「お〜い、ルパン」って言っちゃう次元、不注意にも程がある(笑)。
あちこち調べるものの結局宝石は見つからず。

そして不二子は例の胡珍古と会食中。不二子さま、今回はチャイナドレス姿(^.^)。やっぱりお似合いですわ〜。
不「あなたのような香港の夜の帝王と噂されるような方と〜」
あの〜、流して聞くと何てことないセリフですけど、「夜の帝王」って誉め言葉?もしこれが「闇の帝王」「影の帝王」なら凄そうだけど、「夜の」だと単に派手に遊んでる人って感じしない?たとえば「六本木の夜の帝王」とかさ〜(笑)。不二子、何気に嫌味で言ってるのか(~_~;)。これ言われて喜んでる「胡珍古」鈍いのか器がでかいのか・・・。
胡珍古の部下、『口から火を吐く』という特技?を『目玉焼きを焼く』という情けない目的に使わされて、なんか不憫(笑)。

例の船を見張っていたルと次。船が向かった先は胡珍古の屋敷(「ドラゴン・バーム・ガーデン」と呼ばれている)。屋敷内で行われる格闘技チャンピオンを決める大会の裏で、宝石取引が行われる。その大会に五右エ門が参加し、ルパンと次元はその隙に宝石を狙う計画。

大会当日。大会ギャラリー全員正装してるのに、ルパンと次元だけいつものカッコ。不二子は胡珍古とともに列席。
拍手をちょっと多くしちゃっただけで、ワニの池に放り込まれ餌食にされる胡珍古の子分。こんなに部下に厳しくては、慕われないんじゃないか?そしてあんな大勢の前で堂々と人殺しちゃっていいのか?(笑)

大会が始まり、ルパンと次元も行動開始。いきなり荒っぽい手口で金庫をぶっ飛ばす二人。爆音で誰か駆けつけたりしないの?かなり派手に散らかして家捜しする二人。あれじゃあ何者かが侵入したってバレバレ。もっと慎重に行動するべきじゃないか?
そして、そんな二人をモニターで見ている胡珍古。全く変装もせずに潜入したあげく屋敷内でやりたい放題だもん、バレて当然だよ(笑)。
当然の結果として、捕まった二人。目玉焼き作ってた火吹き男(名は大満貫)は二人との対決を願う。

大満貫相手に、まったく歯が立たない二人。その様子を酒飲みながら優雅に眺める五右エ門、ちょっと楽しそう(笑)。ルパンは宝石のありかに気づき、次元に大満貫を任せて一人で逃げる、って次元かわいそう、いつもながら(~_~;)。
な〜んと宝石は卵の中に隠されていた。「ニワトリのえさの中にダイヤを混ぜておけば、翌日には卵となって出てくる」って、そんなわけないって小学生でもわかりそうだけど、まあツッコんでもしょうがないので放置。

どっから持ってきたのか猫を放して(この屋敷は孤島にあるのだが)、ニワトリを暴れさせその隙に卵を頂くルパン。
一方大満貫に追い詰められた次元は手も足も出ず。がっ、そこに五右エ門が助けに入る。
次「ならハナっから助けてくれればいいものを。いいかっこするぜ」
確かに五右エ門もかっこつけてますけど、あなたも負けず劣らずいつもいいかっこしてるじゃないですか、次元さん(笑)。

胡珍古に追われピンチのルパンを助けたのは・・・不二子。喜ぶルパンだが、もちろん不二子は「これのためよ」と卵を取り返す。「ダイヤは山分け」とのことで窓から逃げた二人。しかし、不二子は卵を残して消えていた。しかし特に不二子を捜そうともせず、卵を持って次・五と共にずらかろうとするルパン。

五右エ門と大満貫の対戦も当然五右エ門の勝利に終わり、無事(でもないか?)屋敷を出る3人。最後まで火吹きをしょーもない目的で使われる大満貫。それにしても熱気球セットなんてどっから調達したの?くり返すがここは孤島だぞ。

さて、ダイヤを拝見、というときに卵にひびが入る。中から出てきたのは・・・ワニの赤ちゃん(かわゆ〜い^.^)。 他の卵も全部ワニ。そう、不二子さまが卵をすりかえてたのだ。さすが〜、あったまいい〜っ!\(^o^)/。
ダイヤを手に入れた上「卵の白身は美容の洗顔パック」にしたらしい。けっこうマメですね〜。「今度会うときは私また一段と美しくなってるわ」なんて他の女が言ってたら許せませんが、不二子さまならOKよん。

次「いつも不二子に甘いからこんな目に会うんだ」そんなことないぞ、特に今回は。はっきり言って君たちが抜けてるから不二子に出し抜かれたんだぞ。自分の不手際を人のせいにしないように。大体不二子がお宝を残して消えたなんて、
のどちらかしか考えられないじゃん。なのに不二子を心配するでもなく、疑うでもなく、ノー天気にダイヤのことばかり考えてるルパン。ほんとにIQ300なの?−300の間違いか??(笑)。 それに不二子が助けてくれなかったら、ルパン危なかったんだし、命があっただけ良しとしてね。
次「あ〜あ百万ドルの夜景か」ル「俺には宝石箱ぶちまけたように見える」ってグチる二人がちょっとかわいいな。



第40話 ミサイルジャック作戦


今回ルパンたち4人が狙うのは35万カラットのダイヤの山、「ざっと900億」(五右エ門の計算による)の代物。

ダイナマイトのスイッチ押すのに斬鉄剣を使う五右エ門、それもわざわざ鞘から抜いて。そんなつまらない事に使っていいの?っていうか、斬鉄剣ってつまらない事に使われてばっかじゃないか?(笑)
研究所へ向かうダイヤ輸送車を橋の真ん中で孤立させて(大胆に橋を爆破!、けが人出なくてよかったよ、ホント^^;)ルパンがダイヤの入ったケースを頂きヘリで逃げる。たいした距離でもないのに撃っても撃っても当たらない、どころかかすりもしない警備隊の拳銃に対し、たった一発でルパンの縄梯子に当たる局長の弾。

やっとケースを開けてみると、中身はダイヤではなく銭形。あんな小さなジェラルミンケースに隠れるなんて、よっICPOのエスパー伊東!警察は本物そっくりの銭形人形を作り、その中にダイヤを隠していたのでした〜。あんな顔色悪い(表情も変わんないし)人形、気付けよルパン(-_-;)。

もちろんこのまま引っ込むルパンではなく再チャレンジ。ルパンの作戦に喜んだ不二子ちゃん、「素敵よ〜ん」とルパンにご褒美のキス、ただし「そのアイディア、あくまでもアイディアがよ」。わざわざ念を押す所がかわいいですね、素直じゃなくて(笑)。

ダイヤは研究所からマッハ5のミサイルでプエルトリコに運ばれる。不必要に速いし、そもそも何故にミサイルなんか使うのか。よくわからないが、とにかくプエルトリコに着いたらまず盗み出すのは無理らしい。

研究所所長は護衛のためトラを飼っていた(なんで?)。トラを眠らせトラに変装したルパン。で、次に所長を縛り上げ自分が所長に変装。ちなみにトラの名前は獅子丸(♪ちくわよちくわどうしてお穴が空いてるの〜だよね(笑))。
所長のズボンがなかなか上がらないルパン、ひょっとしてお尻が大きいのか?

職員に変装して忍び込んでいた不二子があっさりと銭形に見つかる(もっとしっかり変装しないと(ーー;))。ついでにブラウス脱がされて胸丸出しの不二子。別にブラウス脱がせる必要なかったじゃん。銭形さんどスケベ(-.-)。

極秘のうちにミサイルの発射時刻を決定した銭形と局長。とっても時代を感じさせるコンピュータのまえで作戦に思いをめぐらすルパン(局長に変装中)。それにしても、発射時刻を局長が知らないってのも不自然だよな〜。

捕まえた不二子に、ルパンが誰に変装してるのかを問い詰める銭形。不二子のスーパーお色気攻撃(やりすぎの感あり)に珍しく惑わされてしまうあたりかわいいよね(^^)。知らぬ間に帽子の上に小型カメラを乗せられてしまう。
不「女にモテる顔か鏡を見てみたら」きつい、かなり・・・。

ルパンからの連絡が無いことに、さっきからいらつきまくりの次元。お宝がかかると激しいよね、次元って。
銭形につけたカメラで発射時間が判明、次元と五右エ門に時間を連絡。次「やっほ〜!」キャラ変わってるぞ(笑)。

ミサイルが発射され、ほっと一息トイレに入った銭形さん。不二子の言葉を気にして鏡を見ると(やっぱ気になるのね^_^;)、帽子の上にはカメラ。

ミサイルは予定コースを通過中、時間を計る次元と五右エ門(次元の時計はおなじみロレックス)。
そして二人が待機している小島の上をミサイルが通った瞬間、地上から木の杭をミサイルに向けて打ち込む。
杭がミサイルを突き抜け、杭もろともダイヤの入ったケースはミサイルの外へ、そして地上に落下。ミサイルはぶつかり爆破。そんなにもろいのかミサイルって?たかが木の杭で・・・

とりあえず、ダイヤはルパンたちが手に入れたってことなんでしょうけど、このあと無事山分けできたんでしょうか?不二子ちゃんあたりが、な〜んかたくらんでたりしてね(^_-)。

この話、なんか可もなく大きな不可もなくって感じで、印象に残らないですね〜(失礼!)。ミサイルとかトラとか必然性がないんだけど、大きく破綻してるわけでもなく。
まあ作戦が地味ってことも大きいのかな。次元も時計見てるだけで、いなくてもよかったよーなもんだし。五右エ門もムダに斬鉄剣使ってるだけだし。
もしや、その辺を不二子の胸出しシーンでごまかしてたのか?そーかそういうことだったのか・・・。

back top next

女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理