第21話 五右ェ門の復讐

場所は伊賀赤目。山道を歩き滝を眺める五右エ門、いきなり何者かに襲われる。それにしても独り言多すぎ。ちと危ないな(笑)。

小屋に駆けつけると中から声が。中には破られた巻物と、瀕死の五右衛門の師匠,自然がいた。あの距離で聞こえる声ってかなり大きいよね、瀕死であんな大声が出るとはさすが五右エ門の師匠ね(笑)。

一方香港でお食事中のルパン・次元・不二子。
特に仕事の予定のない時、この3人でどんなことして過ごすんでしょうね。不二子がいない=男だけの時の様子は何度か出てるし、19話で4人それぞれ過ごす様子は描かれてたけど。
ルパンを取り合って大変なんじゃないか?それとも不二子べったりのルパンの横で、次元がふてくされてるのか?
でもこの和やか〜な食事風景を見てると、けっこう楽しいのかもね、この3人で過ごすのも(^^)。次元もすごく機嫌良さ気だし。

五右エ門は師匠から伊賀忍法の皆伝書をもらうために、伊賀に帰った。五右エ門の兄弟弟子、必殺人九郎と五右衛門のどちらかに皆伝書が授けられるとの事。
「やっぱり一人抜けっと寂しいよなあ」と五右エ門を恋しがるルパン。もしや皆伝書に財宝の地図が、と五右エ門よりお宝!な次元と不二子。マタ〜リしてる時もけっこうあるんですよね、この二人も。今回だって二人でお宝話で盛り上がってるし。ここでも次元はいい笑顔してます。なんだかんだ言っても次元だって不二子といる時間が好きなんだよね〜、絶対。
ル「お前たち不純だよなあ。ちーとは五右エ門の事心配したらどうよ」
ルパンって、五右エ門思いなのね。次元が妬くぞ(笑)。

しかし、今回は説明台詞多すぎますね。五右エ門は心の語りと独り言で、最初からしゃべりっぱなし。ルパンたち3人の会話も矛盾してる(ルパンは始め五右エ門が伊賀に戻った理由が分かってないのに、その後の会話では詳しいこと分かってる様子)。
状況説明が必要なのはわかりますが、下手な2時間サスペンスみたいになっちゃう。

そこに船で現れた物売りの男。と、それは銭形警部。「とっつぁんにしちゃ上出来の声色だったよな」そうかあ、私は銭形さんだってすぐわかったけど(笑)。

洞窟で自然先生の霊?と会話する五右エ門(幻覚だったらけっこうヤバイ(^_^;))。これが次元や不二子だったら大騒ぎだよね、「おばけだ〜っ!!」って・・・。
自分を殺した人九郎を恨むなと言う自然の霊に、それは無理だと言う五右エ門。死んだ人とこんなに会話できるって、「心の中に生きている」なんて事で片付けられないと思うぞ(笑)。

そして人九郎登場、剣を交える五右エ門。敵の目潰しに引っかかり斬られる寸前、人九郎の刀を吹っ飛ばした弾丸。次元とルパンご登場〜。
ル「無理すんなよ」次「あーららこうなると五右エ門も形無しだな」
ルパンは五右エ門のことが、かわいくって仕方ないんですねえ。融通のきかない弟を心配する兄、みたいな。
もちろん次元も五右衛門のことを心配はしているでしょうけど、あえて厳しいことを言って突き放す。こういうあたりはまさに三兄弟ですな(^.^)。

銭形警部が人九郎を逮捕する。二人の間で取引が行われ、人九郎を囮にルパンたちをおびき出す計画。悪人と手を組む卑怯な銭形さんはきらいだー(>_<)。

ル「まったく世話の焼ける奴だ」
いつもは次元と五右エ門が言ってるセリフなのにね(笑)。

「ルパンこういう時こそ俺のために何とかしてくれ」と、ちょっと他力本願入ってる五右エ門。「お前の体が全開するのが先」と優しいルパン。なんか今回はルパンの五右エ門への愛情(変な意味じゃなく(笑))がひしひしと伝わってきますね。

人九郎の裁判。五右エ門の変装めちゃ笑える。あんなカッコで裁判傍聴する人っている?インパクトありすぎ・・・。

検察側から提出された証拠物件が目茶目茶な品ばかりで、人九郎は無罪になる。それにしても、必殺人九郎って本名なんですね、裁判でそう呼ばれてるところをみると。なんかすごい名前だ(笑)。子供の頃いじめられたかもしれない。それでこんな性格になってしまったのか?

実は裁判官はルパンの変装で、証拠品をすりかえていた。これって縛り上げた裁判官が見つかったら、後で裁判やり直しになったりしないの?偽の裁判官が下した判決が有効なんでしょうか?

そして、まだ怪我が治っていない五右エ門と人九郎の決闘。人九郎が斬りかかった瞬間、五右エ門は斬鉄剣を空に投げ雷を人九郎に落とす。
雷ってああいう感じで落ちるもんなの?あんな近くにいた五右エ門は危なくないのかな?うーん、よく分からない。

そして皆伝書の地図の場所を探し当てたルパン。五右エ門が貰った皆伝書なんだから、五右エ門が探した方がいいんじゃないの?人任せでは、亡くなった師匠も納得しないんじゃないのかな。

箱には「愚か者はこの箱を取ってはならない」と書いてあるのを受けて
次「よし、じゃ俺がフタを取ってやろうか」ル「愚か者はダメって書いてある」こういう二人のやりとりって好き♪
ルパンがフタを開けると中には「笑ふ門には福来る(全漢字に振り仮名つき)」と書いた紙1枚。
自然(の霊?)「この箱を開けて笑うことの出来たものは、人生道へ免許皆伝じゃ」
これって、箱を開けた人が愚か者ってことなんでしょうかね。真に悟っている人間なら、「自分は愚か者だからこの箱を開ける資格はない」と、開けずにおく。張り紙を見ても箱を開けるような人物は、愚か者である。だからわざわざあんな簡単な漢字に、振り仮名を付けておいた、ということなのかしら。
まあ、ただ単に観ているお子様にも読めるように、ってことなんだろうけど。

次元は「香港で待ってる不二子がこれを知ったら何て言うかな」と笑ってましたが・・・甘いっ(笑)。あの不二子が財宝が出るかもしれないという時に、大人しく香港で待ってると思うの?次元。
きっと二人には内緒で、こっそりと後を追って来てるね。そして、あわよくばお宝独り占め♪を狙って、陰から様子を見てるのだ(笑)。次元のセリフに歯ぎしりしてるかもしれない。
画面に出てこないところで、さぞやがっかりしてることでしょう、不二子さまは。
でも真っ先に不二子のことを口に出すあたり、次元ってばやっぱり不二子ちゃんの事が常に頭にあるのね〜ウフフ(笑)。


第22話 謎の女人館を探れ


どこか城を探してるルパンと次元。ちょうど通りかかった酔っ払いに聞き、城に宝があることを確認して再出発。そして二人は目的の城を見つける。男たちに追われる女性を見つけ、もちろん助けようとするルパン,今はお宝が重要と必死に止める次元。人助けよりお宝なのね・・・不二子のことを言えませんね。欲張りNO.1が不二子だとしたらNO.2は絶対次元だと思うな(笑)。

偶然にも女の家はその城だった。女は助けてもらった礼をさせて欲しいとルパンたちを家に招待する。城の中は露出度高ーい女たちでいっぱい。ルパンもちろん大喜びですっ、情けないほどに(~_~;)。

女は姉の下に行きルパンたちが来た事を報告。ルパンの狙ってる宝を見せて欲しいと言う妹に、金庫を開けて見せる姉。
実は妹は不二子の変装だった!!セクシーで決まってますな〜。かっこいいっ(^^)。がっ、女兵士に銃を突きつけられ、金庫の中にあった小ビンの薬を飲まさせる!とたんにとろ〜んとなっちゃって気を失う不二子。せっかく決まってたと思ったのに・・・あ〜あ(ーー;)。
姉曰く「この薬に病み付きになった女は、この宮殿から離れられなくなるんだよ」。

大勢のビキニ姿の美女と戯れるルパン。お世辞にも美人とも細身とも言えない女たった一人(次元を気に入ってるみたいよ^_^;)しか横にいない次元。
次元がかわいそすぎて笑える。でも女に囲まれてデレデレの次元なんて見たくないから、これでいいのだ(笑)。

そこにこの城の女ボス(さっきの姉ね)登場。女ボスに膝枕されてるルパンに、お宝の事を話す次元。女ボスに聞こえてるぞ、そんな近距離じゃ。「お宝を頂く」ってそんな大声で(笑)。
ルパンに怒り帰る次元。でもお土産はとっても素直に受け取ってます。あんなタンカ切っておきながら、君にプライドは無いのか。さすがは欲張りNO.2だっ(笑)。

城から出た次元の前で、さっきの妹をさっきの男たちから守っている銭形さん、強くてかっこいいですなあ。 この妹はいつもこうやって客引きしてるわけですね。なのに不二子はこの妹に変装して屋敷に入ったのか。そりゃ姉にばれるわな。下調べが足りなかったご様子。
銭形も同じように「姉にお礼をさせる」と言われ城に連れこまれる。

五右エ門「拙者を差し置いて一仕事とは水臭いぞ」
淋しかったのねーん、五右エ門ちゃんってば(笑)。で、二人を追っかけて来たのか。なんかかわいい(^.^)。
さっき女を襲っていた男たちが木に縛られている。
五「拙者にも同じ手を使おうとした。だが拙者の目はごまかせん」
五右エ門が男たちを斬ると、中身は女だった。いやー、女慣れしてない五右エ門がよく気が付きましたねー。なのに銭形はともかく、なんでルパンが気が付かなかったんでしょ。

お互い乾杯しあっちゃってるルパンと銭形。仲良くしてるこの二人もいいもんですね。いつもこうだったらつまんないけど。
トイレに立ったルパン、女ボスが兵士たちに宝を守るよう命令しているのを聞く。やっぱりルパンは骨抜きにされてるわけじゃなかったのね。銭形さんは本当みたいだけど(^_^;)。

そして、ある部屋では不二子が眠っていた。驚くルパンに「抱いて〜」ととってもセクシーに迫る不二子(^_^;)。 そりゃー喜ぶルパン、でも女ボスが来てルパンは連れ出される。最初で最後のチャンスを逃したね(笑)。

そのころ外では女兵士たちと次元・五右エ門が戦っていた。ルパンを心配する二人。そんな心配をよそに酔っ払いまくってるルパンと銭形の仲良しコンビ。

戦況を報告しにくる女が笑えます。最初ちょっと怪我程度だったのに、最後は頭にこぶ作って這ってきている。五右エ門、峰打ちってあんなボコボコにしなくてもいいんじゃないの?

一方ルパンは宝の場所を探し当て、金庫を開ける。女ボスが現れた瞬間金庫から出てきた白い煙。ルパンが一気に白髪のおじーさんに!!
そーかー、ルパンは年取ったらこういうじいさんになるのか・・・。

「わしゃおうちにかえりたい」と一気にじいさん喋りのルパン。「わしもお土産の箱が欲しい、一番大きいのがいい」とちゃっかりおねだり。
ボス「いいわ一番大きな箱を上げるわ。そして次元も五右エ門もみんなよぼよぼのおじいさんになるといいわ」
ルパンはともかく次元と五右エ門はかんべんして下さい。よぼよぼの二人なんてみたくないっ(笑)。

城から箱と言うよりつづらをしょって出て来たじーさんルパン。「遅かったか」とわりと冷静な五右エ門。
もちろんじいさん姿はルパンの変装。つづらの中身は眠ってる不二子ちゃんとあの薬。

それにしてもこの薬が謎ですよね。
ル「これを一度口にしたら最後、この薬のとりこになっちまうってわけよ」
五「ネコにマタタビか」
要するに依存性のあるドラッグの一種ってことなんでしょうか?
不二子が「抱いて〜」とルパンに迫ってたところを見ると、そーいう気分になっちゃう薬という可能性もありますが、あの城の女たちは誰一人そんな様子も無く、シャキッとしてた。女ボスもルパンが胸を触ろうとした時、思いっきりひっぱたいてたし。
不二子もつづらを開けてもぐっすり眠ったままで、次元や五右エ門に迫ったりはしてない(二人がどんな反応するのかみたいぞっ(^_-))し、ルパンに迫った時は、たまたまトリップしてそういう幻覚が見えてたってことなのかな?
「こーんなものがあってみろ。俺たち男の楽しみがなくなるってもんよな」
とルパンが言っているので、女はこの薬の中毒になると男に興味を持たなくなることなのかも。
それにしても原作ではお宝はダイヤなのに、どうしてアニメではこんな謎の薬にしたんでしょうね。泥棒たちが宝がなんだかわからないまま、わざわざあの城を探して来るっていうことからして不自然だ。

五「銭形のとっつぁんとはいっしょではなかったのか」 とっつぁんって言い方がかわいい(^^)。言われてやっと思い出す薄情ルパン。あんなに友情深め合ってたのにな。
この銭形さんの助かり方がすごく好きです。そうきたか〜って感じ。ここで一生分の運を使っちゃったんじゃないかな、銭形さんは。

今回不二子はいいとこなし。城に潜入したもののすぐバレ、薬を飲まされてそのまま最後まで眠ってました。あーあ。



第23話 第4次元の魔女


パリで銭形警部をからかったルパン。「悪魔の女ったらしのモンキー面」と怒る銭形の前を不二子と男がドライブ。どうやらこの男は本物のアラン・ドロンらしいです、似てない・・・。
私はアラン・ドロンは好きじゃないけど、峰不二子のデート相手としてはなかなかふさわしいですね。金持ちのじじいばっかじゃなく、不二子にはこういう一流どころと浮名を流して欲しいですな。

やたらでかいロボットとチェスをするルパン。当時は人工知能搭載のロボットって言ったら、こういうのを想像してたんでしょうか。不二子とアラン・ドロンの噂をグチるルパン、ロボットにやつ当たり。
次「峰不二子がちょいと顔見せないからって、そうやつ当たりされちゃこっちが迷惑だよ」
って、不二子がいないとルパンはこんなに短気なのか?次元も大変ね・・・。

そこに不二子からの電話。次元は電話の取り次ぎのマナーがなってませんね(笑)。
ちゃんとアジトに和室があったのか。五右エ門には茶が似合いますねー。
次「俺にゃあどうしていいかわからんよ」って、電話ぐらいでそんなに悩まなくてもいいと思うんですけど。
今日のルパンは不二子に惚れ切ってますねえ、感心感心。

不二子から”イタリアのつま先の所”にある街に呼び出されたルパン。さっきいたのパリのアジトだよね、遠いよ〜。車で一気に行ったのか?愛は強いね(^.^)。
ル「君と俺は月へハネム〜ン」。さりげにパースリの「月へハネムーンに行こう」がつながってるのですね、同じ大和屋さんの脚本だし。

指定された屋敷について、いきなり銃撃されるルパン。「防弾ガラス、防弾ボディ」って、頭が出てますよ、防弾頭なのか?

不二子のホログラフ相手に大騒ぎのルパン。見ればホログラフって分かると思うんですけど。判断力を無くすほど不二子に夢中なのね、ルパン。そりゃいいことだ(笑)。
そこに現れた太ったおばさん「峰ブジコ、不二子のおば」。「不二子だって年を取ればあたしみたいに太る。代々そういう体質」そんな馬鹿な〜。あの不二子さまがこんなおばさんになっちまうのか?

峰ブジコは『ロンメル元帥が隠した宝のありか』が書いてあるメモを見せる。その古代エジプト文字をみて青ざめるルパン。「ツタンカーメンの呪い」を思い出したわけですね。こういう形で他の話とつながってるのって珍しいですね。話がそれぞれ独立してリンクしないのがルパンの特徴なのに(だから時々矛盾が出る、そこがおもしろいところでもあるんだけど)。

1億ドルの仕事を山分けにしようと誘われ、ルパンは断る。が、次元と五右エ門が銃を突きつけられていた。二人ともかなりあっさりと捕まったのね、情けない(ーー;)。
結局ルパンは不二子のホログラフにつられ仕事を受けることに。ホログラフでも不二子はかわいいねえ(^^)。峰ブジコを見た後だから余計かわいく見えるよ(笑)。

今回のルパンの不二子への入れ込みようはすごいですね。不二子のためならエジプト文字も平気。いつもこうならねえ・・・。
メモを解くルパンの前に不二子登場。ホログラフのオーラが出てない、本物だ。ピンクのスケスケネグリジェですよっ、視聴者サービスだ〜!!

でかい骨付き肉に思いっきり下品にかぶりつくブジコ。
次「女ってのはな、いずれああなるんだ。悪いことは言わねえから不二子はあきらめろ」
次元、ずいぶんな言い方ですな(笑)。全国の女性を敵に回す気か?

宝の場所は判ったもののブジコは裏切り、ルパンたちに銃を向け海へ飛び込むよう命令する。
次「この女が気にくわねえ、何だこんなブス」
五「ブスタンク」
言いたい放題だっ。ちょっと言いすぎじゃないの?確かにブジコはすごい女けど、そんな言い方しなくてもねえ。それにしても「ブスタンク」って何?「ブス」な「タンク」???

縦真っ二つに斬ったボートって走るのか?エンジンは斬らずに残したのか?
ル「ブ〜ス・デ〜ブ・ブスタンク・ブヨブヨゴリラの百貫デブ」
それじゃ小学生以下だよ、ルパン・・・。

見事砂漠で金塊を掘り当てたルパンたち。そして夜、峰ブジコさま登場〜。なんだかブジコさんが出てくるの楽しみになってきた(笑)。彼女の合図で2、30人の男たちが武器を手に攻め込んできたっ、と思ったら落とし穴に真っ逆さま。

「ま、いいゲームだったよな。分け前は公平に4等分ってことにしようぜ」
と、やけに心の広いルパン、笑顔でOKする次元と五右エ門。なんか不気味(笑)。
いきなりルパンが斬鉄剣でブジコに斬りかかる!なんと、中身は下着姿の不二子さまっ!!またしても視聴者サービスだ(笑)。かわいい下着をご着用ですね。
下着姿にされてもじたばたせず「それでいいわ」と微笑む不二子。かっこいいですなあ、大人の女だ。

「よーしそれで決まりだ」と自分のジャケットを脱いで不二子に差し出すルパン。キャ〜〜(~_~)。なんてかっこいいラストシーンなんでしょ。月に照らされた砂漠が印象的。
ただ、上着を出すルパンの横の五右エ門、目つきが何気にやらしいと思う(笑)。

まさかブジコさんが不二子の変装だったなんて〜。いつもは上品な不二子が、あんな肉にかじりついたりして ・・・ちょっとショック。いや、これも不二子の演技力のたまものよね(笑)。
でも、ブジコさんってなんだか憎めないおばさんだと思いませんか。そりゃ不二子がああなったらイヤだけど(~_~;)。
きっと3人が笑って許してくれたのも『不二子がここまでやったんだから許してやろう』って事と『峰ブジコと過ごすのが実は楽しかった』って事だと思います。今回3人とも生き生きしてたし。いつもの次元・五右エ門だったら、きっと4等分なんてしてくれないもん。

今回の話はとってもコミカルだったけど、ラストが渋くて大人っぽい。4人の関係が対等に描かれてるところが好きです。ルパンが上着を差し出すシーンも、いつもみたいに鼻の下伸ばしたりせずあくまでクール。不二子を対等な立場に置きつつ、ちゃんと女扱いもしていて素敵だなあと思います。
それにしても、サソリの餌食になった子分たちはかなりかわいそう(^_^;)。



第24話 怪盗ねずみ小僧現わる


鼠小僧から『初代五右エ門が愛用した五右エ門釜を狙う』との挑戦状を受け、それをルパンに見せる五右エ門。が、ルパンはまともにとりあわない。しかし、初代五右エ門って釜茹でにされたんでしょ?別に釜を愛用してたわけじゃないんじゃないの?
ビリヤードして遊ぶルパンと次元、かっこいいですねえ(^.^)。この二人にビリヤード似合い過ぎ。
五右エ門ってば短気ですね、修行が足りないのでは(笑)。ビリヤード台を真っ二つにした五右エ門に、ル「またやりやがんの」だって。今までに何台斬ったんだろ?つまらぬもの斬りまくりっ!(笑)

キャー、これ五右エ門のアジトなの?新ルじゃ初めて見たぞ〜。ご先祖様の大事な物を置いているぐらいだから、メインのアジトなのかも。
鍵が壊されている。もっといい鍵付けた方がいいと思うよ(笑)、物置じゃないんだから。
中では鼠小僧が「ご先祖様の神聖な風呂」に入っていた。五右エ門はいつもこの風呂釜を使ってるのかしらん。
五「私には仲間などいらん」ルパンと次元は仲間じゃなかったのか・・・。

鼠小僧は、
“文化5年に種子島で第1回国際泥棒選手権が行われた。世界中から錚々たる面子が集まる中、初代鼠小僧と10代目石川五右エ門が勝ち進んだ。しかし決勝でアルセーヌ・ルパンに敗れ、賞品の書類はルパンの手に渡った”
と説明をし、それを子孫で取り返そうと五右エ門を誘う。
記念すべき第1回の国際泥棒選手権を、何故にわざわざ東洋のしかも鎖国中の島国でやったんでしょうねえ(笑)。
なんと言ってもご先祖様を出されると弱い五右エ門、鼠と手を組むことにする。

その頃銭形さん、鼠小僧からの挑戦状を読んでパニック。その書類が何故か桜田門にあるらしい(何故?)。

次元が起こしても爆睡し続けるルパン。いつ誰に狙われるかわからないんだから、人の気配ですぐ目が覚める、とかじゃないと危険なんじゃないか?いや、安全な人の気配には全く反応しないのかも。こんな大声で次元が独り言言ってんのに、見事なまでに起きないねー(ーー;)。
それが、次元の「不二子が来たぞー」の一言でベッドから飛び出すルパン。今週のルパンも感心だ。
次「不二子なんかいやしねえよ」”なんか”ってどういうことよ、失礼ね(笑)。
ル「またかつぎやがったな」ってことは、しょっちゅう朝からこんなミニコントしてるのか、この二人。(^_^;)

鼠からの挑戦状を受けるルパン。なんだか五右エ門を子ども扱いしてますね、今回のルパンは。
今週の見どころ〜っ!!(聞きどころか?)五右エ門が電柱の作業員に変装してます、新鮮ですね。そして電話でガラス屋になりきる五右エ門、すっごく笑える(^O^)。すごく感じのいいガラス屋だっ(^.^)。丁寧な仕事してくれそうだよ(笑)。
これがルパンガラス屋だと愛想は良いけど、行った先に美人がいたら仕事そっちのけで口説いてそうだし、次元ガラス屋だと愛想が悪くて、注文先が遠いとめんどくさがって断るとか、商売っ気がなさそうだ。頼むんなら五右エ門ガラス屋だな、やっぱり。

「ぜろぜろなな」ってツッコミ所なんでしょうか?それとも当時はほんとに、007を「ぜろぜろなな」って言ってたの?

しかし次元かわいそうですね。ルパンと不二子はデートで、ボーリングなんて楽しんでる。次元はなーんにも無いビルの一室で、一人ぼっちで見張り。
次元の食事はパンと牛乳。ルパンの食事は出てこないけど、デートだもん、不二子といいもの食べてるはず。
次元は毛布にくるまって座ったまま、カーテンも閉めずに仮眠。ルパンは不二子に迫って逃げられたにしても、他の女をひっかけるなりアジトでゆっくり眠るなり、いい思いをしているはず。
それで怒りもしないなんて次元、人良すぎだ・・・。

とはいえルパンだって、ただ不二子とデートしてたわけじゃないはず。
もし不二子が“ルパンと五右エ門たちが、桜田門にある書類を狙って競っている”なんて知ったら首を突っ込んでくるのは当然のこと。今回五右エ門・鼠とサシで勝負したいルパンは、不二子が出てきて面倒になるのを防ぐため、あえてデートしてカムフラージュしてるのではと思うのですが。

その頃留置所に一人の酔って喧嘩した男が。後姿が完全に五右エ門だよ・・・もっとちゃんと変装しなきゃ。
トイレを水漏れさせて水道屋に化け作業する鼠。ネズミ(本物の動物)に通気孔から斬鉄剣を五右エ門に届けさせる。って斬鉄剣重くないの?あんなちっちゃいネズミに。
インターポールのエリート銭形警部が、なんで警察署の修理代を心配してるの?そんなの経理辺りの仕事でしょ。

着流しの五右エ門かっこいいっ)^o^(。
今回はなんで007のテーマとかスパイ大作戦のテーマっぽい曲を使ってるんでしょうか?さっきも「ぜろぜろなな」の話題が出てたし。
ネズミに気絶させられたお間抜け銭形。ルパンはうまく銭形に変装し書類はルパンの手元に。

ここまでしたのに、書類は『大江戸警備人別帳』だった(~_~;)。不二子ちゃん、出てこなくてよかったね。
最後はさわやかに笑いあって終わる男4人と、書類を取り戻し首がつながった銭形さんなのでした。「これさえ手に入ればルパンを追うのは次の回」。



第25話 必殺鉄トカゲ見参


某国の刑務所に捕まっている不二子、一人だけ囚人服を着ずスリップ姿です。いつもの視聴者サービスですね〜。刑務所の所長に自分の女になるよう迫られるが、不二子はきっぱり拒否する、ちょうどその時一人の囚人が脱走。

一方、車を走らせるルパン・次元・五右エ門の前に横たわる脱走した囚人。不意を突かれ車を奪われるルパンたち。車を奪われる間突っ立ってる五右エ門、だらしない(ーー;)。すると後ろから『鉄トカゲ』が囚人を追っていき、車ごと爆破。と、そこに1枚の紙切れ。
五「ちょっと来てくれ。不二子からの手紙だぜ」。「だぜ」なんてワイルドね、五右エ門(笑)。手紙の内容は『刑務所に捕まっていて、所長に迫られているので助けて欲しい』というもの。もちろん助ける気満々のルパン。

3人で微笑みながら銀行強盗に入る姿が妙にかっこいい(^.^)、斬鉄剣を持つ五右エ門の小指立ちまくりだけど。「泥棒ですよ」って山田さんのアドリブかな。
そして逮捕され刑務所へ、って何故警察に行かないのか?裁判はないのか??懲役何年なのか???
無事(?)不二子がいる刑務所に連れて行かれた3人。たかが髪の毛抜くのに、あんな大騒ぎしなくてもねえ。それに、次元はひげでも良いんじゃないの?
所長直々に『鉄トカゲ』の説明。髪の毛の匂いでどこまでも囚人を追っていく機械で、脱走すれば爆破されるとの事。

と、不二子が「とおりゃんせ」を歌う声に気づくルパン。私の地元では「とおりゃんせ」も「誰かさんと誰かさんが」も信号の音楽なんですけど。実は信号マニア(笑)なのか、不二子さま。

次元「こっちまで巻き添えを食わせやがって、全く」
あのー次元さん、不二子は「助けて」って書いたんですよ、「逮捕されて一緒に刑務所に入って」なんて書いてないですよ(笑)。ついでに不二子が助けを求めたのはルパンだけです。あなたを巻き添えにしたのはルパンですよ(笑)。ってわかってるだろうに、いちいち絡む次元はかわいいですね(^_-)、テレ屋さん。
それにしても、何故ろくに下調べもせず刑務所に入ったのか。囚人にならなくても助ける方法はあったのでは。

さあ、そしてルパン・次元・五右エ門は脱走、鉄トカゲ始動!
ひたすら走りまくる3人。なにか微笑ましくもありますね。たかだか人間の足ごとき、鉄トカゲもさっさと追いつけばいいのに(笑)。「ホップ・ステップ・ジャンプ」がかわいいですね〜。旧ルにもありましたよね、確か。

上着を脱いで鉄トカゲをひきつける3人。その後どっかからボートを調達し逃げる。ワイシャツ姿のルパンと次元良いですね。五「無駄だ、よしな」今回の五右エ門はほんとワイルドですね。
「よーし、パート2と行くぜ」って言う時のルパンのアップ、すごく怖いよ〜(+_+)。結局シャツとネクタイをボートに残し、鉄トカゲをごまかし逃げる。今週は3人とも脱ぎまくりだ〜っ!!(笑)

銭「私とルパンの間には、捕らえる者と捕われる者とのルールがあったんだ」そうだったのか〜。

ついにズボン・はかまを脱ぐ3人(もう脱げるものないぞ、テレビ的に)。今回は次元のブリーフが白じゃないですね。別に白にこだわってるわけではないのね。
いったん別れることにし、手を重ねて再会を誓う3人。こういうことするのって、珍しい気が。

所長の部屋で、鉄トカゲの欠点を聞き出した不二子。それは鉄トカゲ同士を衝突させるというもの。しかし不可能だと言う所長。と、一人の看守が入ってきて、実演して見せると言う。「誰も入ってこない」はずのプライベートルームに看守が入ってきたのに、何故疑わないのだ所長。
もちろん看守はルパンの変装。3人が揃っていて鉄トカゲが衝突し爆発。

あれ?3人とも服着てる。どうやって調達したんだろ?誰かが最寄のアジトに取りに行ったのか。いったい最寄までどれぐらいかかるのか知らないけど。それともその辺の店で購入したのか?でもお店は見当たらないし、五右エ門の和服なんてあの国で売ってるとも思えない。どうせなら4人仲良く下着姿で逃げればよかったのにな(笑)。

不二子はあの国でなにをやらかして刑務所に入る羽目になったんでしょうね。銀行の雰囲気からいって、あまり金目の物がありそうな国には見えないけど。
それにしても“ルパンへの手紙を託した男が、たまたまルパンの車と出会う”ってすごい偶然ですね。きっと不二子さまには幸運の神がついているのでしょう(笑)。



第26話 バラとピストル


人気の高いこの話。そりゃルパンと次元がかっこいいですもん、当然です。
でも、不二子ちゃんの扱いがひどすぎやしませんか(T_T)。というわけで、不二子関連の矛盾や不満は最後にまとめます、いっぱいあるから。

マドリッドにやってきた銭形、を待っていたのはマドリッド警察のホセ警部。
日本食しか食べれない空腹の五右エ門を置いて、食事に出たルパンと次元。フラメンコが見られる店に入る。
もしルパンたちが「よし、五右エ門のために日本食の店を探そう」とか「アジトのキッチンで日本食を作ろうぜ」なんて言ってたら、この話は始まらなかったんですねえ・・・。

ステージで踊るフラメンコダンサーに見とれるルパン、ステージの陰で見張る銭形。ルパンは「峰不二子に似ているようで似ていない」とダンサーにメロメロ。

さすがルパン、女たらしだけあって(笑)うまいこと言いますねえ。私が幼少のみぎり、初めてこの話を観たとき、彼女(リンダ)は不二子の変装だと思ったんです、だって似てるんだもん。「どう見ても不二子なのに、ルパンも次元も気づかないのかなあ」と不思議に思いながら見てました(笑)。でも話が進むに連れて「不二子ちゃんじゃないの・・・?」と気づいた。
今見ても顔立ちはかなり似てますよ、この二人。もし不二子とリンダが並んでたら、姉妹に見えるんじゃないかな。

とはいえ、ルパンの言うように似ているようで似てないんですよね。
一番違うのはルパン曰く「情熱的な瞳」。不二子の10万倍くらい危険な目をしてる〔当社比(笑)〕。不二子も危険な女だけど、どっかお人よしと言うか間の抜けたところがある(そこがかわいいんだけど)のに対し、リンダにはそういうところがなく、その分不二子よりかっこいい女だとは思います。
もう一つ、リンダには赤いドレスと口紅が似合うけど、不二子は赤のイメージじゃない。この2話後『女刑事メロン』で不二子が赤いブラウスを着てるけど、特段「似合う」って程でもない。やはりピンク等の方が似合う。逆にリンダにピンクはあまり似合わなそうだ。

同じ女として、不二子とは友達になりたいけどリンダとは友達にはなりたくない、そんな雰囲気があります。
次元は「裏切らない女がいたらお目にかかりたいね」なんて言ってますが、好き好んで(笑)裏切るような女を選んで惚れちゃってるわけですね。

ルパンを猿扱いしたリンダ、次元にウインクし赤いバラを投げる。
次「ほんとはな、おめえよりも俺の方がハンサムなんじゃねえのかな」
次元いい気になりまくり〜、かわいいですね。でも一番のハンサムは五右エ門だと思います(笑)。

店内に男たちが現れ催眠ガスを巻き、リンダをさらって逃げる。ルパンは銭形に手錠をかけられ動けないため、次元だけが男たちを追いかける。
ここでルパンと次元が別行動になることが、マイヤーに予測できてたんでしょうか?銭形がルパンに手錠をかけ、ルパンがそれを外せない事が。2人いっしょに行動されたら、今回の作戦成り立たないはず。まあ、後々リンダがうまいことやって2人を引き離したのかもしれませんけど。

リンダが連れ去られた屋敷で、武器を構え次元を待つ男たち。ボスはマイヤーという男。
マイヤーの話は、リンダは自分の部下だった、組織を抜けようとしたので連れ戻したというもの。
次「リンダ、いい名前だ」そうですか・・・恋する男だね。「デートするんだよ」あ〜らら。かっこつけまくりの次元。眠っているリンダ連れ屋敷を出る。

車の中で目覚めたリンダ。次元にバラを投げた理由が「男らしくてハンサムで強そうだから」。
次「見かけだけじゃないんだ。中身もそのとおりさ」
『ルパン三世』における次元の全セリフの中で一番恥ずかしいのは、絶対これだと思う(^_^;)。次元も後で自分の言ったセリフに、恥ずかしくなったんじゃないか。こんなの不二子ちゃんにでも聞かれたら、一生頭が上がんないぞ(笑)。

ルパンと五右エ門がじゃれている(笑)ところに不二子登場。が、不二子はロボット?で、本物はマイヤーに捕まっていた。マイヤーはルパンに恨みがあり、復讐のため不二子を誘拐した。不二子を死なせたくなければ、指定時間までに聖家族寺院に来いという。

翌日、デートを楽しむ次元とリンダ。もしやこれって昨夜は一緒に過ごしたって事?車の中から既に盛り上がってたもんね・・・ショック(T_T)。

次「おれがついててやるよ」
リ「いつまで?」
次「ああ、いつまでも」
夕日に照らされ、盛り上がりまくる次元。実は次元ってすっごく操りやすい人だったのね(ーー;)、五右エ門以上かも。
そして次元もリンダを守るため、マイヤーの呼び出しで聖家族寺院へ行くことになる。

マイヤーの罠にはまり、殺しあう羽目になったルパンと次元。お互いを敵の変装だと思っているために本気。しかしルパンは相手(次元)の拳銃の腕を見て、はめられたらしいことに気づく。1枚のコインを投げ二人で撃ち合い、コインは次元の元へ。そして正面から撃ち合い倒れる二人。

そこにマイヤーと腕を組んで現れたリンダ。リンダはマイヤーの女だったわけですね。そしてこれはマイヤーが仕組んだ罠だった。二人とも死んだと喜ぶマイヤーとリンダ。
しかしルパンと次元は気づいていて、死んだ演技をしていただけ。コインを撃った銃の腕で、お互いを見抜いた二人、かっこいいっ!!まさに『相棒』と呼ぶにふさわしいですねえ。

二人はマイヤーたちの車を追う。あわてるマイヤーたち。次元は踊るリンダを脳裏に浮かべながら、タイヤを撃ち抜き車ごとマイヤーたちを海へ落とす。リンダがくれたバラを銃で撃つ次元が切ない(>_<)。次元、かっこ良すぎだよ〜。

最後は闘牛場でルパンと銭形の追っかけっこ。ここで次元の「ウシがどうかした?」が効いてきますね。

さて、不二子関連の矛盾や不満。
いくらなんでもひどすぎませんか、ルパンも次元も五右エ門も。誰も不二子の命を救おうとはしてくれないなんて(T_T)。今回不二子には何の落ち度も無いのに〜ぃ。
もちろんわかってます、『ルパンと次元を決闘させる』ための矛盾だってことは。でも五右エ門と不二子の扱いがおざなりなんだもん、やっぱり不満です。いくら大好きな大和屋脚本でも。

どうせならルパンがバルセロナに向かった時、五右エ門が「拙者は不二子の居場所をさぐる」とか言ってマドリッドに残ればよかったと思うんです。
五右エ門がマドリッドをいろいろ当たって、不二子の監禁場所を見つける。タイミングを計り、ルパンと次元が撃ち合ってる頃ようやく不二子を助け出す。でもマイヤーはバルセロナにいるのでそれを知らない。で、五右エ門は何らかの方法で不二子の無事をルパンに連絡して、ルパンと次元はマイヤーを追って殺す。
って感じにすれば五右エ門もかっこよかったし、不二子も助け出せたのではないかと思うのですがねえ。

ところでマイヤーは、次元がリンダに恋することは計算できてたんでしょうか。ルパンと違い次元は『美人なら何でもいい』って男ではない。次元がリンダに惚れなきゃ、話が始まらないじゃないですか。
今まで次元が恋した女のデータを集めて研究した結果、リンダならば確実だってことになったのか。それとも単にマイヤーが、自分の女であるリンダの魅力に「俺のリンダに惚れない男はいないはず」と鼻の下伸ばして(笑)思いついた計画なのか。

もし今回の事件がなくても、マイヤーはそのうち殺されそうだなあ。リンダが組織のNO.2辺りと組んでマイヤーを裏切って、その後NO.2も切捨てて自分が組織のボスに納まりそう。
また不二子とリンダの違いの話になっちゃいますけど、不二子は金目の物には執着しますが、権力には全く興味無く野心とは無縁。それに対してリンダは、お金以上に権力を愛する野心家タイプに見えます。
リンダはカルメンをイメージして描かれたキャラなのかと思ってましたが、その辺考えると“自由な恋に生きる女”カルメンとは違ってますね。

で、不二子はあれからどうなったのでしょうね。結局『自力で逃げた』ってとこでしょうかねえ。見張りに甘い言葉をささやき監禁場所から出してもらい、うまいこと逃げると。ま、見張りなんてやらされてるのは下っ端の部下だろうし、そんなのをうまくあしらうのは、赤子の手をひねるより易しい事でしょうからね(笑)、不二子さまは。
ラストの闘牛場に不二子も五右エ門もいないところを見ると、五右エ門を「あなたがお使いなんて頼むからこうなったのよ、借りは返してね」と強引に連れ出し、さっそく仕事に行ったんじゃないでしょうかね。で、五右エ門と斬鉄剣をこき使いまくると(笑)。

次元にとって「夢ってのは女のこと」なんですねえ、ほんとクラシックなお人だ。ルパンにとっては女なんて現実の最もたるものだろうけど。



第27話 シンデレラの切手はどこへいった


今回からOP変更ですね。不二子が金髪だとどうも違和感ありますよ〜。本編と合わせた方がいいと思うんだけどなあ。よく見ると、このOPの映像ってわりにかっこいいのに、あまり印象に残ってないな。やっぱり歌詞に気を取られちゃうから・・・。
もともとインストの曲に歌詞をつけると、なんかしっくりこない気がする。それに詞の内容も「いかにも」って感じだしなあ。「女の美学」も忘れないで欲しいぞ(笑)。

本編。
持っているとお姫様になれるという切手、シンデレラシャドー。かつて12枚だけ発行された物で、これが最後の1枚らしい。「グレースケリーも持っていた」って、確かに王妃にはなったけど亡くなり方がねえ・・・あまりあやかりたくない。まあ、本放送当時はご存命だったわけだけど。「お姫様になれる」ってことは、王子様(や貴族)と結婚できるってことなんでしょうね。

ルパンたちがこの切手を盗み出す。あんな手口で盗めるものだろうか?猫の影絵で・・・しょぼい。
切手は簡単に盗み出したが、見知らぬ少女がついて来てしまった。少女は切手を返せとルパンに迫る。ヘリ、次いで車に乗り換え逃げるル・次・不と少女。
ルパンと次元をおじさん、不二子をおばさん呼ばわりする少女。こまっしゃくれたガキですねえ。次元は「独身貴族の次元で売ってる」そうです(笑)。私の中では、ルパンと次元はおじさん、不二子はおねえさん、五右エ門はおにいさんだな。
警察の検問。ガキの悪知恵で、不二子が切手泥棒の目撃者として、警察に協力する羽目になる。
全然助け舟を出さないルパンと次元。次元なんてひじでつついて、話に乗るよう促してる。ひどい男たちだ(ーー;)。結局、不二子がパトカーに乗ったおかげで助かるルパンたち。

そして少女から逃げようとして、ことごとく失敗する二人。それにしてもかわいくないガキですねえ。悪知恵ききまくり。いったい親はどういうしつけをしてるのかと、年寄りじみた事言いたくなるな。
この少女は名家の令嬢らしい。きっと召使の人たち苦労してんだろうな(笑)。それにしても令嬢だったら今でもお姫様みたいなものだろうし、大人になれば良家の子息と結婚してやっぱりお姫様生活。別に切手は必要なさそうだよ、この子。

遊園地で少女とルパンは、超メルヘン(~_~;)な追いかけっこモードに突入。最後まで子供なのを武器に、泣いて嘘つきまくるガキ。見てていや〜な気分になってくる(笑)。
結局ラスト、ルパンは子供に切手を譲ったんですね。ルパン、子供に甘すぎ。ま、不二子さま程のいい女は、こんな切手なんかなくても自分で生きていけるもんね。

この話あまり好きじゃないです。ルパンが子供、特に女の子を相手にする場合、負けてあげるしかないんだもん、つまんない。この話見てても「いやなガキだなあ」って感想しか浮かばなかったです。
って、クレジット見てびっくり、金子裕さんの脚本なんですね、これ。金子さんの作品ってかっこよくて好きなんですけど、こういうタイプの話もお書きになるんですねえ。

エンディングも変更、歌は水木一郎さん。ヒーロー物の主題歌の印象が強い方ですけど、こういうバラードを歌ってもすっごく上手いので、あらためて感心。この曲、水木さんが歌ったおかげでヘンに甘くならず壮大なイメージになって、とても良かったと思います。
たたずむ不二子が、インストバージョンより寂しげに見えるような気が。う〜ん切ない・・・。



第28話 女刑事メロン


ルパンが、パリ中の銀行の札束を頂くと予告した。銭形警部は、ガニマール警部の孫娘メロンと組んで、 ルパン逮捕に当たることになる。警察側は現金をパリ警視庁に集めるという作戦をとる。

不二子がいないので、やる気が薄れてるルパン。メロンの写真を見て「ブス」だって、失礼だよねー(笑)。でもメロンってブスに見えないですよ、っていうか、ブスかどうか分からない。あんなメガネ(まさに牛乳ビンの底)かけてたら、判断できないよ。

警視庁の所長室。所長・銭形・メロンの3人でルパンの出方を待つ、そこに一人の警官が入ってくる。気づくと、4人全員の背中に「ルパン三世ただいま参上」の張り紙が。
所長「背中に文字を書かれて気づかなかったのか」
背中に書いたわけじゃなくて、書いた紙を張ったんですよ(笑)所長。背中に直接書かれりゃ気づくって。

五右エ門、「レーザー写真機」なんて知ってるのねー、意外。
警官はルパンの変装だった。張り紙は蛍光インキで書かれていて、明かりを消した部屋でも外から見える。3人の背中の張り紙に向けて、向かいのビルにいる次元が麻酔銃を撃つ。
あの〜、所長は椅子の背に麻酔弾が刺さってますよ。椅子に麻酔してどうする(笑)。ま、背を突き抜けるほど針が長かったって事にしといてあげよう(^_^;)。でも次元が撃つ前に、3人が張り紙を背中から剥がしたらどうするつもりだったの?ルパン。

見事札束を盗み出したルパンたち。一方メロンの元には、不二子からルパンの居所を教えるタレコミ電話が。やっぱり不二子はこうじゃなくっちゃ(^。^)。

アジトで乾杯するルパンたち3人。あれ何の酒なの?ワイングラスなのに氷入ってる。

メロンと銭形がルパンのアジトに到着。メロンに「ブス」と言ってしまう銭形。銭形さんだって人の事言えるほどの顔じゃないのに、よく言うぜ(笑)。
しかしメロンが化粧をし、メガネを外し着替えると美人に変身!!。昔の少女漫画によくあったよなあ、こういうの。これって、メロンがもともと美人だったって事なのか、化粧が天才的に上手いって事なのか、どっち?

アジトに尋ねてきた美人(メロン)を、か〜んたんに部屋に通したルパン。彼女にメロメロ、な振りをしてたが、実は彼女の正体に気づいていた。ルパンかっこいい、さすがは女たらし(笑)。しかしメロンは動じず、ルパンと自分の手に手錠をかける。

ここで五右エ門の女装が〜っ。似合うかと思ったけど、けっこう気持ち悪いです(笑)。華奢なように見えてもやはり肩幅が広い。胸にはリンゴ。どうやってメロンのワンピと同じ物(しかも男性が着れるサイズ)を準備したの?

手錠でつながったまま、眠らせたメロンを連れて逃げたルパン・次元。深夜の地下鉄に札束を積んでパリから脱出を図る。と、札束の上で眠るメロンを見て微笑む不二子。ちゃっかり地下鉄に乗ってたとは、さすが不二子さま(^o^)。

銭「メロンちゃん」だって。美人だと態度の変わる男、やだね〜(笑)。でもルパン・次元も「女は美人じゃなきゃ価値がない」と思ってるよね、きっと(~_~;)。五右エ門はそうでもないと思う、弁天菊子さんに惚れたんだから。

眠るメロンを起こし、札束をプレゼントするから仲良くしようともちかけるルパン。指切りを迫り、札束に喜ぶメロン。
なんとメロンは不二子の変装!!「バア」って言う不二子(っていうか増山さん)、お茶目(^。^)。しかし本物のメロンはどこへやったの?線路の上に捨てたのか??
「これ全部私の物」とはしゃぎまくる不二子。知らん振りの次元。結局「負けた」とあきらめるルパンなのでした。

しかし次元ヘンですよね。どうして文句言わないの?
おそらく今回の札束はル・次・五で山分けにでもするつもりだったはず、それが不二子に総取りされようとしてるのに。不二子びいきの私でも、次元には「ルパン、お前の分け前をくれてやるのは勝手だが、俺たちの分け前は俺たちでもらうぜ」と主張する権利があると思います。まして相手が不二子とくれば、いつもの次元なら「こんな女にそれだけの価値があるとは思えねえけどな」ぐらいのことは付け加えるでしょう。
なのに。ルパンと不二子のやり取りは全部聞こえているのに、怒りもせず表情も変えず、ちょっと帽子に手をやっただけ。なぜ???

もしや次元は、前回,前々回の自分の行動に負い目を感じてたのでは・・・。
前々回。リンダに騙され、捕まった不二子を危険にさらしてしまった。不二子がマイヤーに捕まったのは次元のせいではないけど、もっと早くリンダの正体を見抜いていれば、解決も早かったはず。
そもそも、いつもルパンを裏切る不二子を散々言っていた自分が、女に騙されてルパンと殺し合いをしてしまった・・・かっこつかない。
前回。検問で不二子を警察に引き渡し、自分たちは逃げた。アリスが言い出したこととはいえ、自分もひじてつついて促した。『女を犠牲にして自分たちだけ逃げる』など、男の美学に反しまくった行動(そんな大げさなもんじゃなかったけど)じゃないですか。
次元は女に借りを作ることをとても気にする性格です。不二子に対しても、悪いことしたなと内心気に病んでいたのでは。しかし次元の性格からいって「すまなかったな、不二子」とは言い出せない。今回ルパンが不二子に札束を譲るのを黙認して、2つの借りをチャラにするってことなのかも、なーんてね。

まあそれに加え、不二子は「出し抜いた」けれど「裏切った」わけではないってこともあったかも。不二子なりのやり方でルパンを見事騙して指切りさせた。変装を見抜けなかったのはルパンのドジ。メロンの変身は見抜けたのにね(ーー;)。「不二子、良くこんな手口を考え付いたなあ」「ルパンを騙すとはたいしたもんだ」と呆れ半分、感心半分で許してくれたのかもね。

今回は不二子の頭脳の勝利でした。たいした働きもせず最後に全部持っていくなんて、ちょっとずるい気もするけど、変装も見抜けずメロンを口説こうとしたルパンが悪いんだもん。
しかし「パリ中の銀行の札束」っていったいいくらぐらいなんでしょうねえ。そして不二子はいつも稼いだ金を何に使ってるんでしょうか???



第29話 電撃ハトポッポ作戦


海辺をドライブするルパンと次元、まるで恋人同士のような会話(笑)。しかし、当のルパンは次元の考えてることがわかってるんでしょうかね?(^_^;)
ブレーキが効かなくなり慌てる二人。崖から落ちて木に引っかかる。そこに拳銃を構えてかっこよく不二子登場。いきなり、空中浮遊術の秘密を教えろと二人を脅す。それも「私の新しい恋人よ」と、X8号という男連れ。
「X8号」。X1号〜X7号はどうしたんだろうか、と考えちゃうよね(笑)。ロボットだったらともかく人間だよ。それにしても何故にピンクなんて着てるんだ、似合わなすぎるぞ(~_~;)。どうして不二子が関わる男にいい男はいないんだろ・・・(-_-;)。

不「お猿さんみたいな顔の男は大っ嫌いなのよ」大和屋さんの脚本って、ルパン=猿顔って言う表現がよくでてきますね。23話で銭「モンキー面」、26話でリンダ「猿は嫌い」、そして今回も。

車ごと海に落ちるルと次。ところが二人は空中に浮かび、海上を歩き?逃げる。肩組み合って楽しそ〜、妖しいほどに(笑)。「不二子のやつに一発お見舞いしてやるか」と拳銃を取り出す次元を、意味ありげに止めるルパン。
どうして五右エ門はあそこに船を浮かべていたの?こうなることが読めていたの?すごいぞ(笑)。

ある犯罪組織のボスが、不二子に浮遊術の秘密を聞き出すよう依頼する。しかしボスは裏の手をたくらんでいた。そして銭形はルパン逮捕のため、ボスと手を組んでいた。

夜の街を歩くルパンと次元を、それぞれX8号と不二子が追う(顔を隠しても無駄だよ(笑))。X8号はルパンたちに捕まり拷問を受ける。
不二子に看病され、ルパンへの復讐を誓うX8号。かなり操りやすい男ですね。いわゆる『脳みそも筋肉』なタイプ、不二子にとっちゃカモですな(笑)。
と、ヘリでルパンが現れ、不二子をさらって逃げる。

ルパンたちは不二子を拷問にかけ感電させる。拷問される不二子なんて痛々しくて見てられません(泣)。拷問は五右エ門に任せとけばいいのだ(笑)。拷問された不二子を助け、ルパンへの復讐心を燃え上がらせるX8号。X8号は真剣に不二子を愛してるんですねえ、ちょっと不憫・・・。

拷問をしたルパンと次元は偽物で、犯罪組織の差し金だった。X8号がルパンを憎むように、ってことらしい。しかし見事な変装ですな、敵ながらあっぱれ。
犯罪シンジケートと手を組む銭形警部、ひどいよ。25話では「捕らえる者と捕われる者とのルールが」なんて言ってたくせにさ。今週の銭形警部は最低だっ!いつもの銭形さんに戻って欲しい(>_<)。

ルパンから組織の汚い手口を教えられ、組織のボスへ復讐しに行くX8号。
そこに不二子登場。割にあっさり、ルパンは不二子に浮遊術の秘密を教える。そして現れた銭形から浮遊術で逃げる。
浮遊「術」って言うほどのもんじゃないですよね、これ。要は丈夫な風船でしょ(笑)。これならラビーナ様(新62話)が使ってた風船(というかシャボン)のほうがすごい。

風船の中で不二子に迫るルパン。が、不二子は髪に刺さった針(ルパンが不二子に発信機を付けるのに使った含み針)で風船を割る。真っ逆さま、銭形さんに向かって落ちていくルパンなのでした。
不二子は、発信機を付けられたことに気づいてたんですね。さっすが〜(^o^)。

この話ってなんか変ですよね。登場人物の目的と行動がずれてる。ボスは『浮遊術の秘密を知りたい』のか『ルパンがX8号に憎まれるようにしたい』のか『銭形警部にルパンを逮捕させたい』のか全然わからない。
銭形警部も、こんなことしてルパンが逮捕できると思ってるのがヘンだ。
不二子だって秘密を聞き出したいなら、X8号なんかと組まずにルパンに色気で迫れば手っ取り早いはず。X8号は腕っぷしは強そうだけど、それ以外使えなそうだし、組んでも不二子にメリットなさそうだ。ルパンも何のために「浮遊術」なんて作ったんだろ。針1本で割れるんじゃ、あんまり使い道なさそう(笑)。
X8号もなんだかよくわからない存在だったし、何より、タイトルが意味不明ですよね・・・?



第30話 モロッコの風は熱く


モロッコ。市場で大道芸見物を楽しむリラックスムードの次元と不二子。ほ〜んといい雰囲気です(*^_^*)。やっぱり絵になりますよね、この二人。素直に拍手する不二子がかわいい。こういう無邪気さが良くも悪くも新ル不二子の特徴ですね。
この二人の2ショットなんて珍しいと思いきや、ルパンはベリーダンスにメロメロ〜、お約束ね(-_-;)。きっと周りの人々は、カップル(次・不)とくっついてきた邪魔な友人(ル)だと思ってるだろーな。
「よくまあ、ああ腰が動くもんだなあ」感心する次元に、「あらそうかしら」とライバル意識丸出しで自ら踊りだす不二子。次元さん、不二子さまはとっても負けず嫌いなんですから、不二子さまの前で他の女を誉めたりしないようにお願いしますね(^_^;)。
ベリーダンサーに一緒に踊るよう引っ張られ、テレながらも嬉しそうな不二子(実は狙ってたな(笑))。踊る美女二人に喜びまくるルパン。
考えてみると、不二子ってけっこう踊ってますよねえ。パイロットフィルムで踊り、'79のOPで踊り、その他踊るシーンが時々出てくる。

人ごみから一人の女がルパンに流し目&ウインクを送る。ルパンはその場を離れ、女(の色香)についていく。横でベリーダンスに見入ってる次元は気づかないまま(すっごくうれしそうな顔してるもんね^^;)。
ある家に入った女を追ってルパンも入ると、袋をかぶせられトラックの荷台に載せられ、そのまま男たちに連れ去られる。
ルパン、せっかく不二子が踊ってるのを見ずに、どうして他の女についていくの?(怒)。大体あの女はベールをつけていて、美人かどうかもわからないのにさあ。
天下のルパン三世がこんなにあっさり捕まるなんて、あまりに情けない・・・。

姿の見えないルパンを捜す次元と不二子、その横をむなしく通るルパンの乗ったトラック。もちろん二人は気づかない。そしてトラックには、同じく袋をかぶせられた銭形さんも一緒だった。銭形さんも女にくっついてって捕まったんだろうか(~_~;)、しっかりしてくれ〜。

二人は革命軍の外人部隊の兵士としてさらわれたのだった。脱走したらギロチンにかけられるとのこと。
いつもこんな手口で兵士を集めてるんだろうか。女好きの情けない男ばかり集まるような気が(笑)。兵士として使い物になるの?
ルパンと銭形は一緒の牢獄に閉じ込められる。逃亡を持ちかけるルパン、逃がすわけには行かないと言う銭形。
翌朝、ギロチンに自らはまり、殺せと要求するルパン。どうして二人は兵士の制服着てないの?
ルパンは隙を見て司令官をギロチンにはめ、逃亡しようとする。しかし銭形が兵士に捕まり失敗。
司令官は雨森雅司さん。「革命の火は消えないのだ」って、ちょっとバカボンパパ口調がいいですねえ(^。^)。
首を鎖でつながれ檻に入れられたルパンと銭形。
ル「ふ〜じこちゃ〜ん」いまさら遅い。不二子が目の前にいるのに他の女についてったりするから、こういうことになるのじゃ。自業自得。

気乗りしない銭形を強引に引っ張り、檻から脱走したルパン。革命軍に見つかりある村に逃げ込む。
常に銭形さんを気遣うルパンが良いですね〜。

盗んだ服とベールで顔を隠し、カップル?になりすまし逃げようとする二人。
女装の銭形さんモッテモテ。下まつげのおかげかな(笑)。しかし、背の高い銭形さんのほうが女役ってどうして?
司令官にまで惚れられた銭形さん。うまくごまかした、つもりが足跡でバレてしまう。

逃げる途中線路を見つけた二人、首輪を切るため線路に横たわる。そこに追っ手が現れる。鎖が切れルパンはそのまま汽車に飛び乗るが、銭形が汽車から落ちて革命軍に捕まる。
ルパンの行き先をたずねる司令官に、とぼける銭形さん。そこにルパンが銭形を助けるため戻ってくる。ルパンは列車を爆破させ革命軍を倒す。
ルパンはほんと銭形さん思いですねえ。銭形さんもルパンをかばってるし。この二人の友情の厚さをあらためて見せてくれますね(^.^)。

結局?銭形に捕まったルパン。あんな見通しのいい砂漠で逃げてどうなるのだ、ルパン(笑)。
タイトルは「モロッコの風は熱く」ですが、熱いのはルパンと銭形の友情ですね。二人ともお疲れ様でした。

・・・って、一番大変だったのはおそらく次元と不二子ですよ、きっと。
だってルパンが突然消えて数日間連絡もないんだもん、二人とも心配したでしょう。あちこち捜し歩いて情報を集めて、手がかりの無さに焦っていたはず。二人とも珍しく和やかに過ごしていたのに、いらつくあまり
次「お前が調子に乗って客の前で踊ったりするから、こんなことになったんだ」
不「自分こそルパンが消えたの気づかなかったくせに。それだけ私の踊りに夢中だったのかしら?」
次「バッ、バカ言え〜っ!(赤面)」
なーんて、ケンカになってるかもしれない(笑)。
ルパンが戻ってきて誘拐された原因が女だなんて知ったら・・・(ーー;)。

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